遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

直島、豊島アートの旅 その① ~直島へ、地中美術館~

2023-03-22 06:15:56 | 美術館、博物館
ブログの更新がかなり滞っていた。
色々気分的に忙しくなって、実際日程的にも忙しくなった。
しかも風邪をひいて体調も少し悪かった。

今年の春のメインイベント
直島、豊島アートの旅

残念ながらお天気が今一で、この春は一気に暖かくなったと思ったらまた寒い。
三寒四温が極端。
ついに風邪をひいてしまった。久しぶりの夜遊びで。
風邪薬を久しぶりに飲んだらすごく楽になった。

週末出発。
新感線内で娘と合流。
結構、満席、のぞみ。

岡山から茶屋町、宇野へ乗り換え。
スムーズに船に乗船。片道300円というお値段。「へっ?」と思った。
20分で直島、宮浦港へ到着。

予想以上のひなびた港。
港にまず草間彌生の赤カボチャ発見。船が着くたびに乗船客がどっと押し寄せる。

カボチャの内部はこうなっていた。

乗ってきた客船「あさひ」

もっと晴れていたらすごくきれいに見えたと思うが十分。
お昼を食べようと目指す食堂は案の定閉まっている。予約電話入れてもらちが明かなかったのだ。
港の近くの「I Love 湯」


やっぱり、どこもお昼は閉まっている感じで観光客が右往左往していた。
ここなら座れるというお店に入り、旦那と娘はお目当ての海鮮丼。私はメバルの煮つけ定食。

瀬戸内海の魚は本当に美味しい。私はお刺身よりから揚げか煮つけ。
お味噌汁に入っているカメノテ、食べられるようだがチャレンジしなかった。

普通の民家風の食堂、みやんだ


ここから島の南へ歩いて行くと地中美術館へ着く。
途中の作品


瀬戸内の海はいつもとても穏やか。船もゆっくり行き過ぎるような気がする。


海岸沿いを30分も歩くと地中美術館の入口へ。

バーコードをもらっているのでチケットセンターへチケットを受け取りに行く。
途中の花壇の花に色合わせがいい。


 

  

建物内部の作品は撮影不可。
安藤忠雄の建築


 

モネの部屋

これより地中美術館の作品写真はHPより画像お借りしました。
床に敷き詰めてある石のタイルに感動した。ここと次のジェームズ・ダレルの部屋はスリッパに履き替える。
なんだかすごく足裏が暖かい気がしたのでスリッパを脱いでみるとタイルらしい冷たさを感じる。
石のタイル。後で安藤忠雄美術館に行くとこのタイルがいかに緻密に貼られたか解る。

この地中美術館にあるダレルの作品は傑作だと言われている。
「アフラム・ペール・ブルー」

プロジェクターで投影した作品だが、すごく光の美しさを感じる。

「オープン・フィールド」

4人程度で横並びになって階段を上り光の部屋に入って行く。光の色が色々変化する。


そして「オープン・スカイ」
残念ながらこの日は全くの曇り空で見上げた空は厚みのない画用紙のような色


圧巻はウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」

安藤建築と相まって何だか神殿のような教会のような荘厳さを感じる。
妥協を許さない作者の意気込みを感じる緊張感と安らぎが共存する空間だ。

階段を上がって上から観たところ

こういう作品は建築時に同時に制作をするのだからすごく見ごたえがあった。
来て良かった。

そこから奥に行くと草間彌生や李禹煥の新しい作品群に出会えるが次回に。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。