【川越まつり】
日本を代表する山車祭りだ!
川越藩主”松平信綱”が獅子頭や神輿など祭礼用具を与えたのが
「川越まつり」の始まりだそうだ、400年近い歴史を持つ。
重厚な蔵造りの街並みの中を各町自慢の山車が連なり進むさまは
見事なものである。
それでなくとも川越は多くの観光客が訪れる、外国人観光客の人気の
街でもある。横道に入ると”こ洒落”た店が点在し、食べるもの全てが
美味しい!若者にも老人にも嬉しい街である。
そのような街の祭りともなると、通りは大変な混雑となる。
今年も好天に恵まれ、人の波をかき分けながらの祭り見物を楽しんで
来た。
紺碧の秋空の下は、祭りと買い物を楽しむ人でごった返していた。
川越名物の有名菓子屋さんの店内は買い物客で溢れていた。
今年のポスターがズラリと並ぶ特等席。
「神幸祭」の行列が進んできた。
氷川神社の神様が神輿に乗られて町を巡行することで、その御明徳をいただき、
幸福と町の繁栄を祈請するという、今の山車行事の原型となった伝統儀式である。
蔵造りの家並を古式ゆかしく行列が通る、これぞ川越ならではの光景だ!
行列の後には各町内自慢の山車が続いていく。
蔵造りが豪快だ!空は抜けるような青さだ!牛若丸の山車が堂々と!
”そこのお兄さん祭にスマホは似合わないよ~”
巡行前「日本武尊」の人形が、まだ顔を出していない。
「市役所前の山車揃い」 一列に並ぶ山車の上ではお囃子が賑やかに競い合い、
鳶職人による木遣りの声が響いていた。
市役所前の「太田道灌」が”俺も祭りに参加するぞ”と山車を見つめていた。
各町内に置かれている居囃子は、川越まつりの特色だ!
ひょうきんな舞に観客が大喜びだ!
観客も多国籍だ!お囃子に皆微笑んでいた。
山車と並んで川越まつりに欠かせないお囃子。
囃子台では”おかめ”が楽しい舞を見せていた。
子供たちも祭りに華を添えていた。
カッコイイ手拭が良く売れていた。