根津神社例祭
徳川六代将軍”家宣”が奉納したと言う、大神輿三基この神輿を
見たさに出掛けてみた。
例祭には一基だけが渡御するが、深川や三社などに繰り出される
勇ましい神輿と違い、優雅で荘厳さを感じた。
根津神社は東京大学の裏手にあり、春にはツツジが咲き誇る名所
でもある。近くには森鴎外、夏目漱石、正岡子規など文豪俳人や
名士が住んでいた閑静な住宅街である。
久し振りに東大赤門を潜り構内に入ったが、休日で学生の姿もなく
閑散としていた。
東大正門近く、赤レンガの塀沿いを進む大神輿。
陽に輝く大神輿は優雅で荘厳さを感じる。
江戸全町の山車が繰り出した当時とは、比べようもない小さな行列
だが、長い歴史を感じさせ、居並ぶ人達に誇りがうかがわれた。
午前9時に根津神社を出発した行列は、無縁坂を回り上野不忍通を
抜け、団子坂下から駒込小学校を折り返し、本郷通りを東大正門まで
行く、折り返して中山道を下り東洋大学前を通って根津神社に午后
4時に帰ってくる長旅だ。
人力車に乗って楽そうに見えますが、長時間だと大変よ~
可愛い子ちゃんがニッコリ笑ってポーズを取ってくれた。
五代将軍「徳川綱吉」が屋敷地を奉納し、六代将軍「徳川家宣」のため
”天下普請”と言われる大造営を実施した。
権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに
現存し、何れも国の重要文化財になっている。
先頭で曲をかける軽トラックの後ろに大人が列をつくり、それに続いて子供たち…ぞろぞろ、ぞろぞろ…隣の町内へ行って踊りを見せ合ったり、お礼にお茶やお菓子をもらったり、朝から晩まで。
もうやってないだろうな…踊るのも見るのも楽しくて大好きだったなぁ。。。
そうだ!大人だけが踊ってくれたあの踊り、なんて歌だったっけ?…さがしてみよう!
なんか、ワクワクしてきた!ありがとう!