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山車祭りを見歩くことです。

【’22 御柱祭・上社里曳き】

2022-05-08 11:42:32 | お祭り

【’22 御柱祭・上社里曳き】

諏訪大社の御柱祭は、数えで7年に一度、山のモミの木を切り出し上社と下社

8本ずつの御柱を建て替える勇壮な祭りである。

7年前の御柱祭は下社を見たので、今回は上社の御柱祭を見てきた。

国道沿いに、前宮、本宮と続くが今回は前宮までの里曳きだけを見た。

25度を超える夏日と、規制の厳しさ、帰りの高速道の混雑を避けるため

早めに切り上げた、腹五分の満たされなさが有り一寸残念だった。

前宮二之御柱の先陣を切る、氏子町ののぼり旗が風に揺れていた。

 

「めどてこ」の上では、若者が様々な妙技を見せてくれていた。

出発の合図は「木遣り隊」の人たちだ。

前宮一の柱が進む・・・上社御柱特有で柱の前後にV字型に張り出させた

「めどてこ」には若者が乗り、おんべ(御幣)を振って華やかさを演出、

柱を右左に揺らす練りを楽しみ乍ら前宮を目指す。

前宮大鳥居から本殿に続く参道は御柱の到着を待っている。

前宮御本殿は、諏訪信仰発祥の地である。

喇叭隊も御柱の到着を待つ。

「協力一致でお願いだ~」新緑の木々に囲まれた境内に響き渡る木遣り。

前宮一之御柱を迎える喇叭隊・・・木遣りとラッパ、時代錯誤の感じがするが

なかなか良い組み合わせだ。

前宮一之「めどてこ」が前宮大鳥居に到着した。

「めどてこ」に乗る若者の中には、市内のお寺さんの副住職が威勢よく

おんべを振っていた。「神となる木」に僧侶が乗る・・神仏習合だ。

「めどてこ」に乗る若者たち、大鳥居をくぐり参道を上る、一番の見せ所だ!

急坂を上る「めでてこ」曳き手も力一杯の頑張りどころだ!

氏子たちは、マスクが邪魔だが、飛び切り明るい表情で”よいさ、よいさ”と

綱を曳いていた。

石段に板を敷き、ここを御柱が引き上げられる。

灯篭が「めどてこ」で傷つけられないように板で囲まれていた。

お昼の休憩タイム、家族ずれが仲間同士が、午後の出番に備え腹ごしらえだ。

前宮三之御柱の、先陣の旗が進行を待っている。

ハンドマイクを通じ、響き渡る木遣り・・サー出発だ!

ピンクの法被が良く似合う喇叭隊。

諏訪湖の水と、青空を表しているのか「めどてこ」の乗り手と、支える若者たちの

法被姿が爽やかだ!

ラッパを吹く青年も、汗びっしょりだ。

大鳥居をくぐり、おんべを振る青年たちも一段と力が入る。

見守る氏子衆も真剣な眼差しで待機している。

可愛いお嬢ちゃんがポーズをとってくれた。

午後一時過ぎ、夏日となり氏子たちも、見物客も汗を拭きふきの御柱祭だ。

規制も厳しく、暑い中での移動が大変、上社本宮まで足を延ばしたかったが

帰りの中央道の混雑を懸念して、早めに切り上げてきた。

5月14日、15日と下社の里曳きがあるが、多分行けないだろう、7年後は

なおさら無理だ、これからは今回の上社前宮の里曳きと前回の下社山出し、

里曳きの写真をゆっくり見直して楽しむことにしよう。

 


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