【川越まつり’15】
「川越まつり」は「秩父夜祭」「佐原の大祭」と並ぶ関東三大山車祭りだ。
勿論国指定の重要無形文化財である。
川越えは蔵造りの古い町並みが続く、普段から観光客の多い町だ。
今年の祭りの人出は物凄かった。山車を見るのに苦労した。
山車の提灯に明りが灯るころクライマックスになるのだが、とてもそれまで
体力が持たない、諦めて早めに切り上げた。
川越の山車は、四ツ車または三ツ車を持った台座の上に二重の鉾を組み
上層に人形を乗せる。鉾の前面には欄間や唐破風のついた囃子台があり、
台座から上の部分が水平に回転する回り舞台になっている。
人形は歴史や民話に取材した等身よりやや大きなもので、江戸人形師の
名人たちの作品が多い。
今年は”居囃子”の舞台が多かった。お囃子は川越まつりに花を添える。
一年間の成果を発表する舞台に力が入る。
蔵造りの家並が連なるメインストリート、道の両側には押すな押すなの
人混みだ。紺碧の秋空に木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)の山車が
眩しく見えた。
川越えには、蔵造りの町並みのほか、時を知らせる”時の鐘”が
今でも一日4回高さ16mの櫓から鳴り響く、また菓子屋横丁には
20数軒の駄菓子屋が並び子供たちの人気スポットがある。
手古舞のお嬢ちゃん、鼻筋にお白粉塗ってとっても可愛いよ~
いつも人々の息遣いや風の音などが聞こえて来るような写真を見せていただき感謝ですいろんな土地の山車や神輿を見ると「よく造ったなあぁ、先祖代々守って来たなぁ、文化を引き継いできたなぁ」と何時も思います。この様な文化は定住型農耕民族だった日本人特有のものなのでしょうか…いずれにしても素晴らしい、日本人皆で引き継いでいかなくては