裁判員制度はH21年5月から実施されます。
まだまだ先だと思っていましたが、もうすぐです^^;
で、来年度の裁判員の選出は今年の年末にされるらしく、該当者は連絡が行くようです。
って言うか、キチンとPRされているのでしょうか?
わかっている人がどれだけいるのか、かなりギモンです。
説明とドラマ仕立ての映像を見せられ、その後質問コーナー。
活発に質問されました。
わからないことなんかが多すぎです。
裁判では凶悪事件を担当しで、3~5日間の審理。
素人が、公判に立ち会い、判決まで関与することになります。
証拠書類を取り調べるほか、証人や被告人に対する質問が行われ、裁判員から、証人等に質問することもできるんだけど、抽選で当日選ばれた人が、 気持ちの整理!?もできる間もなく、裁判員として被告人が有罪か無罪かを決めれるのでしょうか???
裁判官が3名いるんだろうけど、プロである裁判官がどこまで、素人衆をコントロールできるのでしょう?
その分、裁判官のファシリテーションスキルが問われそうです。
その辺の教育はどうされているのかも疑問です。
模擬裁判なんかもやっているらしいですが、裁判員制度になると、裁判官は法律だけわかっていても問題整理力や、論理力、調整力が必要になってくると思います。
素人6人のキャラクターもあるだろうし。
一つの方向に向かわせるのは大変だろうと思います。
意見が割れたら、最後は多数決らしいですが、この辺もかなりビミョウです。
それに、裁判の間、毎日行かなくてはいけません。
大丈夫なのかな~??
たぶん、裁判員になりたくない人、沢山いそうです。
急な仕事があったり、体調が悪くなったりや、家庭の事情があって、その間キチンと行けなくなる人もいると思います。
当然、補充員という、控えの人がいて、欠員が出たら、代わりをするしくみもあるそうですが。。。
仕事に関しては、企業も協力してください。みたいな説明でした。
まっ、法律で決まっているので、企業も裁判員になった人を支援する必要があるとは思いますが、大企業ならともかく、中小企業で3~5日間も席を外されて、仕事が回るのかも不安です。
しかるべき理由があれば、断れるみたいだけどね。。。
ほんとに、この制度が必要なのか??です。
この制度の為に、裁判所の整備や法廷内の設備を整えるんだから、お金もかなりかかっていると思います。
選挙権のある地方で、裁判員に選出されますが、住民票を移せば、その情報は、本人が言わないとわからないらしい。
その辺の、情報の共有化は、地方と国とキチンとできないのかな~。
問題は沢山ありそうだけど、時間は刻々と過ぎます。
新しい制度って難しいよね。。。
裁判所としては、決まってしまったものだから、その方向に邁進するのはわかるけど、「やってみないとわからない。たぶん大丈夫。」みたいな感もあるし。。。
質問コーナーの後は、法廷見学でした。
見学は小学校の社会科見学みたいで、面白かったけどね。
面白かったでは済まされない、裁判員制度の説明会でした。。。
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