映画やドラマの原作・脚本・関連本を読むのが楽しみです。
ほとんど吉岡秀隆さんの出演されているものですが・・・
杉田成道監督のテレビドラマ『1970 ぼくたちの青春』、吉岡秀隆さんは「ノンポリ」こと、西脇誠の役で出演
杉田監督の役ですね。
大好きなドラマです。
2月6日に、このドラマで使われている小説「されどわれらが日々」について少し書きました。引用されている「節子の手紙」、たま~に読み返します。
『1970 ぼくたちの青春』の脚本(月刊「ドラマ」1991年7月号に掲載 映人社)を読むと、ドラマではカットされている部分があるので、「見てみたいなあ~」ととても思います。
テレビ情報誌に写真が載っていた船釣りのシーンもそのひとつ・・・。
映像で見られず残念です
同じ号に『1970 ぼくたちの青春』の脚本を書いた松原敏春さんが「今月の作家」として紹介されており、ドラマについてコメントを書いています。杉田監督のこの作品に対する想いが感じ取れます。
ほか、月刊「ドラマ」1999年12月号には 山田太一脚本「旅立つ人と」、2003年9月号には吉田紀子脚本「Dr.コトー診療所」1~2話が掲載
「旅立つ人と」も、とても面白く読みました
私はほとんど脚本とか読むことないので、
そっか、、そういうのがあるなって学習しました。
この作品は、ちょっと突拍子もない話だな、、と
思うのですが、でも心がキュンとなる思いもあります。
今度機会があれば、読んでみたいですね~~。
「旅立つ人と」、山田太一さんの脚本というのが興味深いです。
旅立つ人とどう関わっていくのか・・・、重いテーマですが、あまり暗い雰囲気はせず、面白く読めました
たしかに、現実にはあまりなさそうな話の展開ですね~。
最後、照雄と東子はどうなるのかが気になります・・・。
月刊「ドラマ」、号によってはバックナンバーの在庫があるようですし、大きな図書館にもあるようです。
北海道では、古い号は北海道立図書館に保管されています
「されど~」やっと読み終えました。
短編が対象の芥川賞受賞作品なのになんと長いこと・・・。
ヒリヒリ心が痛い青春小説ですね。かざはなさんのおっしゃる「節子の手紙」と、主人公が節子を誇らしげにつづったところに清々しさを覚えました。
『1970ぼくたちの青春』も“文学”との手紙のやり取りと“まむし”の送る言葉の部分を見直しました。
骨太の青春ドラマ、いい作品ですね(しみじみ)。
幸いにも近くのレンタル店にあるので、見ることができますが、オークションで高値がついてて、びっくりです。
『されど~』、全部読まれたんですね~
杉田監督も、若い頃に読まれたのかなあと想像しています。
『1970 ぼくたちの青春』、ほんとにいい作品だと思います
大好きです。切なくなります。
音楽もいいですね♪
卒業式の日、”まむし”が話した言葉を、若い吉岡さんはどんな風に感じたのだろうと思います。
レンタル店で見かけることもありますね。
私の近所のお店にもあります
台風がそちらへ行きます。大きな災害が起こりませんように。
増水している多摩川を見て、TVドラマ「岸辺のアルバム」を思い出しました。主人公の家の屋根が多摩川を流れていきました。脚本が山田太一さん。
山田太一さんと倉本聰さんのただならぬ関係
・同い年。TVドラマを語るに欠かせない脚本家。
・'81年、連続「北の国から」の裏で山田脚本ドラマも始まった。
・'03年、富良野塾出身の吉田紀子さんの「Dr.コトー~」の裏で山田脚本のリメイク「高原へいらっしゃい」が始まった。(初回は「高原~」を見ました)
・倉本脚本の「拝啓、父上様」の演出は山田さんの長女 宮本里江子さん。
すみません。また妙なツボに嵌ってます。
山田太一さんの脚本は読んだことがありません。小説は出版していらっしゃいますよね。
倉本さんはエッセイはあるけど小説はありませんね。
「拝啓、~」はドラマが放映される前にシナリオが発売され、ドラマの付随物でない存在感を発していますね。
お二人の「死」の扱い方の違いを何かで読んだことがあります。倉本さんは直接的に表現、山田さんはオブラートに包んで表現なさっている、と記憶しています。
「旅立つ人と」、死をモチーフにしているのに面白かったんですか・・。読みたいです。
「鍋の中」読みました。なんというか…、メルヘン、ファンタジーではないし…、まとまったら書きます。
“純くんの木”、名前がついているんですか。
いろんな角度、距離、季節の写真を楽しませていただき感謝しています。
なんてったって、北海道の風を感じるところに感動しています。これからもよろしくお願いします
雨が強くなってきました。
コメントありがとうございます。
倉本さんと山田さんについての考察、興味深く読ませていただきました。
書きたいことがいろいろありますが、携帯からでは難しいので後ほど改めて書かせて下さい~。
「純くんの木」、私がかってに縮めてそう呼んでいるだけです…。
古~いデジカメで、大好きな北海道を撮っているだけですのに、過分なお言葉、うれしいです。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
台風は、三年前のようなことにならず通り過ぎていったようです。
山田さんと倉本さんの考察、なるほど~です。
(はしさん、初回は高原を~をご覧になったのですか~)
>倉本脚本の「拝啓、父上様」の演出は山田さんの長女 宮本里江子さん。
これは知りませんでした。
そうだったんですか~。
ムック本『僕たちの好きな倉本ドラマ』で、お二人は比較されていますね。
死の扱いについても書かれていました。
山田太一さん、本屋さんで「山田洋次」を探す時、いつもお名前は見ています
倉本さん、杉田監督、田中邦衛さんとの対談のなかで、純くんのナレーションの話題になった時、倉本さんが「ドラマでナレーションを使うのは卑怯だと教わってきた。でも、山田太一さんが臆面も無く使っているのを見て、ナレーションもいいと思った」とおっしゃっていましたね。
吉岡さんの『旅立つ人と』の出演を知った時は、「山田太一さんのドラマに~」と、ちょっと驚きました。
フジテレビだったんですね。
「月刊ドラマ」の「旅立つ人と」のシナリオは、見つかりそうですか・・・?
図書館にあるといいですね。
「鍋の中」、映画と原作はずいぶん違いますね。
黒澤さんファンのはしさんの感想、機会がありましたらお聞かせください~。
どんな話題を振ってもツーカー、さすがですね。
「旅立つ人と」シナリオは見つかりませんが、
近くの図書館で、このブログで教えていただいた「テレビドラマ代表作選集」を収蔵してまして、倉本さん山田さんはじめ興味深い脚本家作品がたくさんありました。「少年H」も。
キネ旬の合間に借りて読みたいと思います。
テレビドラマデータベースで倉本×笠叡智衆人作品「幻の町」('76)の解説欄に、
◇本作での人間のやさしさを画面のすみずみまでしみとおらせた笠智衆の演技は、未だに語り草である。【「昭和ヒーロー事典」講談社文庫より引用】」
吉岡さんに「笠さんのようになって欲しい」とおっしゃった『隠し剣~』の編集・石井氏の言葉を思い出します。コトーファンとしてはすでにその域に達していらっしゃると思うのですが…。
「鍋の中」でひとつ解決したこと
映画で蟻が一列になってバラの花を登るシーンは「ぎゃあてい、ぎゃあてい、はらぎゃあてい・・・」と読経しているように見せていたんですね。
映像の後シナリオを読むのは、楽しいですよね。
セリフが吉岡さんの声で聞こえてきます
「少年H」見つかってよかったですね♪
赤盤兄ちゃん、好きです。
私は、吉岡さんの出演作しか読みませんが、守備範囲のひろいはしさんなら、いろいろなシナリオを楽しめるのでしょうね。
笠智衆さんの話題、前述の対談のなかでも出てきていました。
笠智衆さんが「いつも、これが最後だと思って演じている」という意味のことをおっしゃり、杉田監督がぐっときた、というような(表現が違うかもしれません・・・)内容だったと思います。
キネ旬特集号で、前野さんが「吉岡秀隆の、どことなくユーモラスで、静かな存在感に、笠智衆や渥美清らが持っていた、佇まいだけで観客に幸福感を抱かせるような力を感じてしまうのは、言い過ぎだろうか」(キネマ旬報 2005.11.下)と書いていましたね
倉本さんの昔のドラマ、見てみたいです。
「鍋の中」、蟻のシーン、そうだったんですか
蟻のシーンの撮影はとても苦労したようですね。