花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

サフラン

2024-11-23 14:38:30 | 花の名前
11月13日(水)

サフラン 
 アヤメ科 サフラン属  耐寒性草本  分類:球根
 原産地:地中海沿岸  草丈:10~15㎝  開花期:9月中旬∼11月中旬
 
  南ヨーロッパから小アジアにかけて分布する観賞用や薬用として各地で
  栽培されている多年草草本植物です  日本には江戸時代に渡来しました
  10~11月頃に淡紫色をしたロート状の花を咲かせます
  和名は英語又はオランダ語に由来します
  またサフランはアラビア語で黄色を意味し王室では代々サフランで
  染め上げた衣服を纏っていたと言う事です
 
 薬用には花の柱頭(紅色部分)を用います
 生薬名はサフラン又はバンコウカ(蕃紅色)と言う婦人薬として用いる他
 パエリアやブイヤベースなどの食用色素として利用します
※サフランは古くなると含有分の分解が進んで苦味が強くなるので
 なるべく新鮮なうちに利用したほうが良いでしょう
※サフランは花の雌蕊を乾燥させたものです
 サフランは100~120個の花びらから僅か1gしか収穫できないので
 昔ヨーロッパでは金と同じ様に高額で取引されていたようです
 現在でもかなり高級な食材の一つですが料理にはごく少量で十分です

サフランの効用
  美容効果 デトックス作用 うつ症状の緩和 サフランオイル
  サフランティー  ボデーミルク
注意が必要な人
   妊娠中や授乳中の人 植物アレルギーのある人
   一般にサフランと呼ばれるのは花の雌蕊を乾燥させたスパイスです
   サフラン料理に使われる事が多いスパイスです
   美容効果の高い事でも知られています

   サフランは江戸時代に婦人病の生薬として伝わった際に
   バンコウカ(番紅花)と言う和名が付けられました
 ※サフランの漢字は 蕃紅花 西紅花 を用いる

                      2024.11.13 サフラン
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散歩Ⅱ

2024-11-22 14:10:51 | 散歩(花)
11月17日(日)

  ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
  ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属   多年草
 北アメリカ原産の帰化植物です あらゆる所で生息しています
 名前の由来
  根が牛蒡の様に長い事からこの名前が付きました
 
 夏になると濃いピンク色の枝の先に小さな花穂を咲かせます
 秋には葡萄の様な房状の果実を付け熟すと黒くなります
 ヨウシュヤマゴボウの毒性
  根や葉など全草に毒を含む有毒植物です
 ※全草の中でも果実は毒性が少ないらしく鳥の食料となっています
  実を食べた鳥が種を糞として撒くので繁殖すると言う事です



 チェリーセージ・ホットリップス
      シソ科 アサギリ属  半常緑性低木 多年草おし
  花期:5~10月上旬  樹高:60~100㎝ 花径:1㎝ 花色:白と赤
  原産地:メキシコ  花ことば:もゆる思い  尊重
  花型:穂状花序に小さな緑色苞葉に唇形花
 
 上唇(フード状)が白 下唇弁が赤色で口紅(リップ)を塗った
 唇の様で先が浅く二裂する二唇弁で上唇に飛び出た紫の花柱(雌蕊)
 一本と上唇の中に黄色い葯の付いた雄蕊が二本ある
※サルビア・ミクロフィラの改良種になり花色から別名:イチゴミルクと呼ばれる

  
 オシロイバナ(白粉花)

 タンポポ(蒲公英)

 ニラ(韮)

 カタバミ(片喰・傍食)


 キク (菊) 





 バラ(薔薇)



                     2024.11.17  散歩の花

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散歩

2024-11-21 14:17:07 | 散歩(花)
1月17日(日)

 白花一重咲き山茶花
   サザンカ(山茶花)
   ツバキ科 ツバキ属  和名:山茶花
   原産地:日本  開花期:10~4月頃まで
 名前の由来
  ツバキ科 ツバキ属であるサザンカは中国語でツバキなどを指す
  山茶(さんさ)に由来しており和名では「山茶花」と表記します
  その「山茶花(さんさか)」が次第に「サザンカ」と呼びやすく
  なるように変化していきました
サザンカは江戸時代に長崎・出島のオランダ商館からヨーロッパに伝わった
ので和名がそのまま学名になり「camellia sasanqua」となったのです
 サザンカは常緑樹で樹高:5~10m程になり10~1月の寒い時期に
 花を咲かせます
 江戸時代では生垣にもよく利用され古くから日本人に親しまれてきました
 白い山茶花の花ことば:恋 復讐 
 白色の花らしくない情熱的な恋愛の感情を象徴しています
※白いサザンカの花ことばを活用する際には恋だけではなく復讐の
 花ことばがある事に注意が必要です
 また白い山茶花には
 「愛嬌」 「あなたは私の愛を退ける」と言った一見すると
 怖い花ことばが付いています
 これは白い山茶花が儚さを連想させる事にちなんでいます
 などの花ことばもありました
 
まだ青い実の栴檀

 茶の木の花
  ツバキ科 ツバキ属  常緑樹
  野生では高木になるが栽培樹は低木に仕立てられる
  加工した葉(茶葉)や茎から湯・水で抽出した茶が飲用される
※ 茶の木あるいは茶樹と記され単に茶と呼ぶ事もある 

  カナメモチの実 かな?

 ナンキンハゼ
 

 ハナミズキだったかな?

 ドウダンツツジ

 生垣のドウダンツツジ

 ヤツデ   この時期の緑はいいですね!


                        2024.11.17  散歩
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庭の花

2024-11-19 13:16:12 | 庭の花
11月13日(水)

 オキザリス・初恋

  オキザリス・パーシーカラー


  オキザリス・名前? 


 
 ツワブキ・鉢植え

 裏庭のツワブキ

 
 キンギョソウ・サフラン


    サフラン


 今日(18日)
 お昼近くに固定電話に○○だけどと息子を名乗る電話がありました
 何やら話しかけてきましたがどうも声が違うし息子なら俺だけど
 とかけてきます
 それに固定電話にはかけてきませんしね
   どうも怪しい!と思い ○○ は家にいますけどと言うとそのまま沈黙
 暫く電話を置かずにいたら何の反応もないので電話を切りました   
 
 何日か前にも○○○園の○○です
 と電話も固定電話からで「4年前にお世話になりました」と
 とても親しそうに優しそうな声で話しかけてきたのですが
 「記憶にございませんが」と丁寧に答えましたら「お元気ですか?」と
 「おかげさまで元気にしております」と言うと「良かったです」で
 「ありがとうございます」と電話を切りました
 終わってから何だったのかと? ちょっとドキドキしました
     怖いですね 気を付けないと::>_<::

   
                        2024.11.18  庭の花    
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フジバカマ(藤袴)

2024-11-18 14:39:39 | 花の名前
11月3日(日)
 
  散歩で見た花

フジバカマ(藤袴)
   キク科 ヒヨドリバナ属 多年性植物
   別名:アララギ  コウラン(香蘭)  ランソウ(蘭草)
   原産地:中国 朝鮮 日本(本州(関東以西)~九州)
   開花期:8~9月  草丈:60~100㎝   秋の七草の一つ

 フジバカマ
  繊細な花姿とは裏腹に丈夫で育てやすい植物です
  フジバカマは茎の先端に小さな花を沢山付ける多年草です
  花の色は白 ピンク 薄紫色など筒状で袴に似ているためフジバカマと
  付けられました

原産地
  日本を含む東アジアで日本でも古くから育てられており奈良時代に
  編纂された万葉集にも名前があります
  秋の七草の一つで現在に至るまで和歌や俳句の題材とした愛されています
※現在は日本の環境が変化した事もあって数を減らし自生している
  フジバカマは絶滅危惧種となっています

  フジバカマは香りが良い事からランソウ(蘭草)コウソウ(香草)などの
  別名が付けられたとされています
  ただ株がみずみずしい状態ではほとんど香りがしません
  香りを楽しみたいときには葉や茎を乾燥させる必要があります
  乾燥させたフジバカマは桜餅の様な芳香を放ちます
  花が終わった後ドライフラワーやポプリなど作り香りを楽しむ方も多い様です


アサギマダラとの関係
 美しい浅葱色の羽が特徴のアサギマダラは暖かい場所を求めて
 2000Km以上の距離を旅する「渡蝶」として有名です
 アサギマダラはフジバカマをはじめヒヨドリバナやヨツバヒヨドリなど
 特定の花の蜜を吸う習性があります
 
     フジバカマは耐夏性、耐寒性共に優れる丈夫な花です
     何処でも育てやすい園芸初心者でもおすすめです

 白花フジバカマ
 
 

         
                    2024.11.3 フジバカマ(藤袴)

      


コメント (2)
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