6日 上三依水生植物園
ガンピセンノウ(岩菲仙翁)
学名:Lychinis coronata 科名/属名:ナデシコ科 センノウ属
別名: ガンピ クロフシ 花期:6~8月
中国から渡来したガンピ(岩菲)と言うのがあるがフシグロセンノウや
マツモトセンノウなどと共に茶花として利用される。
「ガンピ」は花びらの縁に小さな切れ込みがあるのだがガンピセンノウは
花びらがセンノウに似ており草丈が20cm程で低く葉も茎も毛深くなくて薄緑っぽい。
年間を通して木漏れ日が差す半日陰となる場所を好む。
名前の由来は紙の原料になる雁皮(ガンピ)に似た花を咲かせ
「センノウ」はかって仙翁寺で栽培されたことに由来する。
ナデシコ特有の花びらの先端がギザギザの鋸歯状になっている。
中国原産のナデシコの仲間で日本には江戸時代より前に渡来したと言われる。
古くから茶花として親しまれている。
室町時代には七夕頃に贈答品としてセンノウの切り花が盛んにやり取りされ
鑑賞用にされていたことから七夕を仙節(仙菲花の節)と呼んでいた。
花の画集からお借りしました。
ガンヒセンノウは初めて見る花で咲き終わりで花びらは傷んでいましたが書き留めておく事にしました。
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