KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

台風10号が来る前にウオーキングで満濃池へ

2024年08月29日 | 香川の里山

先週も早い段階で天気予報の雨予想でお山はお休みにした。今週も台風10号

が上陸するかもという予想で、奥様たちにはお休みの連絡をした。

ところがその10号の歩みが遅くて、今日一日はどうやら曇りの予報に変わっ

た。それなら少しは歩いておこうと考えて出来るだけ平坦な道でウォーキング

しようと思い、満濃池の周遊道を選んだ。

できたらウォーキングが終わったら少し足を延ばして宝山湖の青い睡蓮も見て

みたい。そう考えて曇り空の下車を走らせ出かけてきた。

満濃池森林公園の駐車場に車を停めてスタート。駐車場の横のトイレは建て替

え中で使用不可。その奥の大屋根のテーブルとベンチでは、数人のおばさんた

ちが賑やかに雑談中だった。

駐車場から車道に出て南にしばらく歩いて行く。少し下って途中に左手に入る

小道があったので適当に入って行くと周遊道にでた。

周遊道は要所要所で現在地に番号が振られたMAPが立てられていて、その

MAPには2~6kmほどの5つのコースが書かれていた。




2022年に完成した周遊道だが、この時期さすがに雑草が伸び放題の場所

もあり、一般の人が歩くには・・・・?かな。


樹木に囲まれた周遊道は日陰の道が続いているが、それでも蒸し暑さのせいで

額からはぬぐってもぬぐっても汗が流れ落ちてくる。熱中症にならないように

コマめに水分を補給しながら歩いて行くが、頭の上のミンミンゼミの大合唱が

なお一層暑さを助長してくる。

この周遊道はこれで3回目で、前回までは歩いた野鳥の森には寄らずにそのま

ま歩いて行く。







この周遊道は途中から今は閉鎖された『こんぴらレイクサイドゴルフ場』の

中を通っている。ゴルフ場はフェンスで囲まれて太陽光発電所に変わっている

が、歩行路やカート道に敷いてあった養生マットがその面影を残している。









そのフェンスに沿って歩いて行くと注意喚起の看板。たしかに急な坂なので

カートが下りでスピードを出し過ぎると危ないと感じたが、いったいどんな

事故が起こったのか興味が湧いてくる。





少しアップダウンをしながらゴルフ場の中を進んで行くと目の前には立ち入り

禁止のフェンスが現れた。本来なら先ほど左手に見えた道へ曲がらなければな

らなかったのに、うっかり進んでしまったようで直ぐに引き返す。







突き当りから引き返して通り過ぎた場所から脇道へ入って行くと杉林の中の

道になる。コンクリートの道を登って一旦下ると、満濃池の最南端部になる。

ここから満濃池に流れ込む小さな小川に沿って歩いて行く。

その流れが満濃池に流れ込む辺りには水かさが増した時には池の水の中に浸か

ってしまいそうな水中木が何本か立っていた。







その最深部から北に向かって歩いて行くと道の脇にベンチがあった。ここで

ひと先ず休憩。持ってきた水筒に入れたアイスコーヒーとシュークリームで

行動食代わり。ため池の湖面を撫でて吹く風が涼しくて心地よい。







ウエストポーチに水筒と一緒に入れたシュークリームは、潰れてしまって中の

クリームが全部飛び出していたが、お腹に入れれば何でも一緒。それまでお腹

が空いてあまりパッとしなかった身体が生き返った。

一息入れて『さぁ歩くぞ!』と腰を上げて歩き始めると直ぐに雨音がし始め

た。次第に雨脚が強くなり始め、仰ぎ見る空もどんどん黒くなってきた。

仕方がないので途中で周遊は諦め引き返すことに。

幸い木々の下の周遊道ではずぶ濡れになることもなく、何とか駐車場まで戻っ

てくることができた。




登山のよくあるあるで『山を下りたら晴れた』で、今日も車に乗り込むと雨

もやんで少し青空も覗き始めた。

次は満濃池から移動して宝山湖へ。

宝山湖の駐車場では五・六人の人たちが草刈り中だった。その横を通って

里山ビオトーブへと歩いて行く。






ビオトーブの青い睡蓮は、近くの農家さんが高知のモネの庭で購入して、自宅

で育てたものを移植したらしい。その後は三豊人材シルバーセンターのメンバ

ーでお世話をしているそうだ。開花の時期はまだこれからの様で、咲いている

花は疎らだったが、先週黒沢湿原でみた睡蓮とは違った爽やかな印象を与えて

くれた。









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