KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC.登山部 2019.01.16 綾歌竜王・横山・大原・大原三角点

2019年01月17日 | 香川の里山
今日もWOC登山部は里山歩きです。

先週の『猪尻山』に登った時にセニョさん

今回の『綾歌竜王~大原三角点』を縦走してみたい、

今まで2回チャレンジしたけれでも藪歩きで縦走ができなかったというので企画しました。

ところが肝心のセニョさんが直前で欠席になり、代わって今日は初めての参加の人が増えました。

ひなちゃん・ようちゃん・まゆゆの三名です。

お久しぶりの山ピーも入れて女性四名とコアラさん・麺法師さん・杉さん

男性4名・女性4名のフィーリングカップル4対4です!(笑)

(堂山~狭箱山を歩いた時に、少し世代の若いあみちゃんにこのギャグを言ったら、

全く通用しませんでした。)


マルナカ栗熊店に9時に集合。そこから今日縦走する山の麓にあるパイロット道を走り、

墓地の脇にある駐車場に車を停めてスタートです。

最初はパイロット道から山手に入るコンクリート道を歩いて行きます。




道の脇にある鳥居を過ぎると『竜王山遊歩道』の案内板があるので、矢印に従って

遊歩道に入って行きます。途中には竜王山の説明文。やはり昔から水不足の香川では至るところで

雨乞いが行われていたようです。







電力の鉄塔を過ぎると綴れ折れの道にあり次第に傾斜もあがってきます。







途中で一ヵ所展望台があり西側から南にかけての里山が見渡せます。

富士見坂の広い住宅地の向こうに『飯野山』が見えます。










遊歩道が終わるころ山頂の少し下に、道の右側に竜神をお祀りした石祠があります。




山頂は雑木に囲まれて見晴らしはなく、『奥川内・三等三角点』

〇米さんの山名札がひっそりと佇んでいます。







綾歌竜王からはすっかり葉の落ちた雑木林の中、乾いた落ち葉を踏みしめながら歩いて行きます。

一歩一歩足を踏み出すたびにカサカサと音のする、冬の里山らしい山道です。







途中で麓からも見える高い電波塔があり二つ目の電波塔からは左に尾根を進んでいきます。







それにしても、これでもか!というくらい赤や黄色のテープが巻かれていて、

まずは道を迷う事はありません。




緩やかな傾斜の道を進んでいくと、足元に大きな石が落ち葉に隠れてごろついています。




『横山』にも小さな可愛らしい山名札が掛けられていました。

ここも木々に囲まれ山頂と言うよりは小さなピークといった感じです。




横山からは道の両側にコウヤボウキの群生!花は枯れて実になっていますが

白い実は花のようにも見え、この季節、花の少ない山歩きでこの草花を見ると冬らしさを感じます。




広い尾根道を少し下って行くとまた鉄塔広場に出ました。

地形図ではこの辺りが『大原』となっているのですが、ここでは

山名札を見つけられませんでした。







鉄塔を過ぎると道の東側は一段下がってその先が崖になっているようです。

以前にセニョさんと麺法師さんが歩いた時は、

この一段下の藪の中を歩いたようです。麺法師さんが指を指して説明してくれています。




崖地を回り込むと少し急な下り坂になっています。乾いた落ち葉が足を滑らせます。










坂を下ると落ち葉に隠れたコンクリートの広い林道に飛び出しました。

ここからはいつものように?おしゃべりをしながら北に歩いて行きます。




すると突然、麺法師さんが走り始めました。麺法師さんは時々こうやって突然走ります!(笑)




林道を進んでいくと道の西側の尾根に鉄塔があります。脇からは鉄塔に向かって道があるのですが、

どうやら麺法師さんはそのまま林道を走っていったようで、電話で杉さんが呼び戻します。

その間メンバーは一息入れます。




林道から鉄塔に向かっていくと、広場からは東に眺望が広がっていました。

正面には『北条池』の水面が光り、その左奥には十瓶山が見えます。

少し目線を移すと、先週歩いた『猪尻山』『六ツ目山~堂山』まで見渡せます。







鉄塔広場からは少し西に振って、広い尾根の歩きやすい道が続いています。







しばらく歩くと目の前に高い岩壁とその上に鉄塔が見えます。どうやら今日最後の目的地の

大原三角点のようです。その岩壁の足元まで歩き左に回り込むように進んでいきます。







岩壁の左からは今日初めての急登が待っていました。

所々に張られたロープに掴まりながら登って行きます。













急な坂を登りきると背の低い笹の広がるピークに着きました。

少し右に笹をかき分け崖の際に立つとここでも東から北にかけての眺望が広がっていました。

最近歩いた山々、そして昨年藪歩きと急坂の下りで苦労した『連光寺山』が見えます。




山頂には石積みや井戸の跡があり、どうやら古い山城の跡のようです。








三角点もそんな遺跡の中にあり、その先からは北に『城山』が見えました。







三角点からは電力の保線路を下って行きますが、今日一番の急な下り坂です。








保線路下ると谷あいの農道。そこからは車を停めた場所まで下道歩きとなります。

この辺りの集落には佐藤姓が多いと以前にこの近くで勤務していた、ひなちゃんが教えてくれました。

里ののどかな風景の中をのんびりと歩いて行きます。








里道からパイロット道まで戻ると、駐車場までは登りが続きます。




道の途中から『陣の丸古墳』へと登って行きます。

予定通りちょうどお昼前なので、ここでお昼にします。

古墳の後ろには先ほど登った綾歌竜王。そして西側には飯野山が見渡せます。









そして南には『讃岐七富士の堤山』とその奥には『大高見山』から『城山』の峰々が続いています。




お昼を食べ終わるとおやつが次々と運ばれてきました。

珍しく山の上ではなく、山を下りての初めての記念撮影です。







陣の丸古墳を後に駐車場まで戻ると、

まだ時間も早いので先ほど古墳から見えた堤山に登ることにしました。

ひなちゃんとまゆゆとはここで別れて、2台の車で山の麓にある羽床公民館まで走ります。

公民館の人に断りをいれて車を停めさせてもらい、麓の登山口に向かいます。

途中羽床小学校の横を通ると、ちょうどお昼休みで子供たちが元気に校庭で遊んでいます。

風が少し出てきて寒く感じますが、さすが子供達は『風の子』

かわいい声を上げながら走り回っています。




登山口には道標と里山特有の杖が置かれています。




登山道は整備されていますが、一旦山を下りてからのこの堤山の急坂は堪えます。

直ぐに汗が噴き出てきました。













それでも20分弱で登った山頂には神社がありました。

10年以上も前に登ったきりで、この神社の記憶が全くありません。

石鎚・剣・天神の三社と地元の天満宮まで祀られた、賑やかな神社です。




ただこの山頂も木々に囲まれていて眺望もないのですが、冬のこの時期は木々に葉がなく

少しは西側の景色が見える程度です。今日初めての山頂での記念撮影!





写真を撮った後は急坂を下って行きます。










この堤山は讃岐七富士の中でも江甫草山に次いで標高(201.5m)の低い富士ですが、

その山容は七富士の中でも、どこから見ても富士山に見える形のいい山だと思います。







今日は案内に『初級コース』と書いたので、初めての人が3名も参加があり、

時間的にも余裕があってのんびりとした里山歩きができました。

新しメンバーが増えるまたそんな気軽な里山歩きを企画してみたいと思います。


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2 コメント

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Unknown (え~ちゃん)
2019-01-17 14:04:25
横山連山を縦走しましたか~先日、reikoさんが縦走していましたね!私もカマちゃんと登ろう・・と・・!下山して堤山へ登りましたか~古い木の鳥居から急登で・・でも近いですからね!頑張りましたね!・・毎週の山歩き~県境の山も良いですよ雪が有れば!ご苦労様です!
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Re:Unknown (kazashi01)
2019-01-18 07:54:57
え〜ちゃん、おはようございます!

綾歌竜王〜大原三角点、所々で眺望も良い場所もあり、のんびりと里山歩きが出来ました。大原三角点へはプチ急登もあって、ぜひカマさんと歩いてみてください!
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