昨日のヤフーニュースか何かにどこかの就職関係の会社が底辺の職業ランキングというのを上げて、批判され、削除したらしいが、もうすでにあちこちに出回ってしまった後のようだ。
要するにほとんどは介護の仕事も含めて、エッセンシャルワーカーが入っていて、私も以前からこういう世の中の下支えの仕事こそ、もっと高給を払って、自分のやりたい仕事をバンバンできるような人は、それだけに生きがいがあるのだから、給料は逆に少なくて良いのでは?と思ってしまうのだが、世の中は逆なんですよね。
タレントさんの中にもそういう職業こそ、もう少し高給になるように運動しないと、と言っている人もいましたが。
自分たちがいろいろな形で世話になっている仕事に対して、底辺の仕事という、その感覚こそが大問題なのだと思います。
大昔から、あまり変わってきていないのでしょう。汚れ仕事(悪い意味ではなく、顔や手足が汚れるという意味で)を蔑む事の方が、人間として情けないと思いますけれどね。
どんなに権力を持ったとしても、お金持ちだったとしても、認知症とか老衰とかになったら、誰かの世話にならざるを得ないのにね。
ごみ収集だって、皆がこんな仕事嫌と言って投げだしたら、町はゴミだらけ、ネズミやカラスや虫だらけになるでしょうにね。
暑い中、寒い中建設作業をなさる人がいなくなったら、道路も橋も、マンションもオフィスビルも家も立たないというのにね。
どこかの悪いことをしても辞職もせずに、高給を取って平気でいる議員よりははるかに高貴だと思います。
決して底辺ではありません。社会にとってなくてはならない仕事なのです。
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