仏壇にお供えして一晩出しっぱなしだった格安赤玉メロンをカットしたもの、もともとやや早かったが、まあ甘みも少しはあり食べられなくもなくて、残りはそのまま頂いて、特に問題もなかったのだが(もしかしたら、今考えると家族がおなかの具合が少し悪いと言っていたのはそのせいなのかも)、その出しっぱなしのメロン、腐った様子はなかったので、食べてしまった。どういうわけかすごく苦かったのだ。それでも卑しいもったいない根性から、全部食べたのだった。
しばらくは何事もなく、普通に洗濯干したり、ガレージの掃除をしたりしていたが、パソコンを開いて、ヤマレコの地図のダウンロードをするために、登山計画の入力を試みているうちに、急に吐き気が起こった。
激しい吐き気にトイレに駆け込んで、食べたもの(と言ってもメロンだと思った)を吐いた。何回か吐いて、もう胃液しか出なくなって、やっと収まったが、口をゆすいだついでに、少し水を飲みこんだら、また気持ちが悪くなって、また吐いた。
数回吐いたら収まったが、なんかただの食中毒とは違った感じ。以前は一度吐き気が起こると、まず、吐き気止めを医者でもらってこないと止まらなかったけど、吐くだけ吐いたら治まったので良かった。熱を測ったが熱は出ていなかった。でも全身がだるい感じで―吐くという動作が疲れるせいかと思ってーそのままベッドに横になって、寝てしまった。
数時間寝ていたら、大分良くなって、食欲はわかなかったが、水分は取れた。昼は家族に話して買ってきてもらって、私は食べなかった。夕方やっと少し元気がでた。家族は残り物で済ませたらしい。おかずの臭いがしてきたが、吐き気を起こすこともなく大丈夫だった。
夕方、遅くなってからやや賞味期限切れだったパックおかゆに水を足して煮て、半量食べたが大丈夫。それでまた早めに寝て、朝残りのおかゆをもう一度煮て食べたが、大丈夫そうだった。
今朝はシルバーの方の仕事があったので、途中で吐き気がしたらどうしようかと思いながら、ビニール袋を持って出かけたが、大丈夫だった。
昼は御前ソバをゆでて半分程度食べたが大丈夫。卵とちくわも食べられた。その後吐き気は起こっていないのだが、なんと下痢気味になってしまった。
「苦いメロン」ということで検索したら、メロンの苦みは、ククルビタシンというものが原因で、若すぎるメロンとか、熟しすぎたメロン、病気にかかったメロンに多いそうだ。元々もう一歩の熟し加減だったが、何とか甘みも感じられたので、一部をお供えにしたわけだが、切ったことで、そのククルビタシンが生成されてしまったのかもしれない。
ちょっと前にズッキーニで食中毒という記事があったが、それもこのククルビタシンが原因だったのだそうだ。
嘔吐や下痢を引き起こすそうだ。それで納得。あの、苦いメロンを食べてしまったことが最大の原因だったらしい。
梅雨時だし、訪問介護の仕事を始めたのだから、自分が病気になったら皆さんに迷惑をかけるというのに、カットしたフルーツを一晩常温で置いておいたものを食べるなんて、あきれます。すぐに下げて冷蔵庫に入れておかないとなりませんね。
もう少し食べ物の保存に気を付けないと…
しかし、メロンが苦かったら、皆さんも食べないようにしてくださいね。まあ、あんなに苦いメロンはまずないと思いますが。ユウガオで接ぎ木したメロンに苦いものが多いとも書かれていた。
また、メロンアレルギーという人もいるそうだ。メロンを食べると必ず唇がピリピリしたり苦みを感じる場合は、アレルギーの検査をした方が良いそうだ。
そういえば以前きゅうり・ウリ・メロン類がダメと言う方が親類にいらっしゃったなー。アレルギーだったのでしょうね。
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