7日の夜発の夜行バス、さわやか信州号3列シートのグリーンカーに乗って出かける。座席は広々しているものの、車体の振動音がすごくて、結局あまり寝られなかった。後から他の乗客に聞いたら、故障したので代替え車両だったらしい。古い車だったのかも。
8日、5時半ごろ、沢渡着。乗り換えのシャトルバスがくるのに少し待つ。シャトルバスは荷物が入れられなかったので、座席に抱えて乗る。まだ暗くて、釜トンネルにもあまり気づかず、大正池を素通りして帝国ホテル前で停車し、間もなくバスターミナルへ。すごいシャトルバスの数。そして人の列。この時間帯は登山スタイルの人ばかりだ。乗り合わせた中に、知人がいて、明神池まで同行。今日は明神祭りだそうで、御船の神事があるそうだ。
朝焼けの山々を見ながら、紅葉はまだ浅い奥上高地を歩く。徳沢、横尾と多少の起伏がある。続々と登山客が連なり、徳沢あたりから、トイレの行列が長くなり始め、横尾では公衆トイレの数が少ないためで長蛇の列。トイレは明神あたりまでに済ませた方が、きれいだし水洗だし良いですね。
登山客の多くは涸沢や奥穂高や北穂高への登山客で、皆同じルートを辿る。涸沢あたりの紅葉が見ごろだというので、殺到している。私たちもその1グループだ。
今日は上高地から穂高インターまでと中央高速道の渋滞で帰りが遅くなり最終電車に何とか間に合った状態なので、後は明日以降に書く予定だが、最高のお天気に恵まれ、紅葉は雪の影響で色づきはいまいちだったが、十分北アルプスの展望を楽しむことができた。
8日は6時50分バスターミナル出発で、2時35分に涸沢ヒュッテ着で休み時間を入れたらほぼ予定時間に到着した。しかし話には聞いていたけれど、小さめの布団に3人という悲惨な状態で、足と頭を交互にするということが初体験の私はほとんど眠れなかった。
パノラマコースは私にはちょっと怖そうなコースだし、膝を痛めている人もいるのでどうしようかなと思ったが、絶好のお天気だし、これを逃したら後悔するだろうということで、このコースに挑戦した。
これまで金峰山とか瑞牆山、岩殿山の鎖場とか、鹿岳など、経験させていただいたおかげで、私たちにはスリル満点だったけど、何とか滑落事故も起こさず、槍ヶ岳や富士山までくっきり見えて、素晴らしいコースだった。ただ、これまでの経験があったから登りきれたので、これまで連れて行って下さった方には改めて感謝した次第です。
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