妹の絆 ー第二部ー 42
それからと言うもの、
毎日、放課後の裏門には……
Q君の姿が現れるようになっていたのよね?
「いいの? こんなに毎日、
私と帰って……?」
「当たり前だろ、P……?
お前は、俺の彼女なのだからさあ!」
笑って答えるQ君に、
私は……
何の疑問も感じていなかったのよ!
まあ~
悪い気にはならなかったし、
大変なのは……
彼の方だったから……
彼女と言う台詞にほだされて、
私は……
『悪いなあ』と思うぐらいだったわ!
初めは、私もモテる女の子として
うれしいと……考えていたのよ。
だって、そうでしょう?
まがりなりにも……
Q君は、
学校でも人気者の一人だったし、
うらやむ友達も多かったものね?!
だから、私も……
天狗になっていたのよ!
でもね!
この事を……姉のLに話すと……
顔を曇らせていたのよね?
なぜか……と言うと……
Gの予言があったからよ!
私に……
『災いが起こる』と言う……
予言がね……?
姉のLは言っていたわ!
「気をつけてね、Pちゃん!
災いは……予想もできない所から……
起こるものだからねえ?」
「わかってるわよ、姉さん!
心配しないで。私は大丈夫よ! ウフ♡」
ウインクを返す私に、
姉は、安心するようだったけど……
その次の日に、
早くも異変が起こり始めていたのよ?!
朝早く……
学校に行こうとしたその日!
家から出て、すぐの公園に、
見慣れた人影を見つけたのよね?!
「よう! おはよう!
早いんだな、Pは……?
もう学校なのか……?」
「ああ~
おはよう! Q君?
何してるの? こんな所で?」
「いや……ちょっと、
部活の朝練がなくなっただろう?
朝、早く目がさめちまってさあ!
ここまで、散歩に出たまでだよ!
お前に会いたくてなあ……?
なーんてねえ! アハハハ……」
さわやかな笑顔で笑うQ君に……
嘘はないように……私には……
思えたのよ。
「へえ~、そうなんだ?
じゃー、行く? 学校?
一緒に……?」
「ああ……もち!
行こうぜ、P!」
不意に手をつかまれて……
走り出した私達は……
朝のまぶしい光の中を……
走り出していたの!
ただ……この時……
私は……
さすがに……軽い不安を……
感じ始めていたのよね?
まさか……
Q君は……待っていたのでは……
ないのか?……とね……??
こうして……
Gの予言通りの事件が……
私の身にも……起ころうと……
していたのよ!?
まあ~、そんなわけで……
続きは、また次回にね?!
よろしく♡
なーんちゃて?!
ウフ~ン♡
ポコの日記でした!
(時々、誤字脱字があって、ごめんね!
お許しください! 広いお心で……?!)
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