妹の絆 ー第二部ー 46
ストーカーなる言葉は……
今でこそ、嫌みな意味合いを持つが、
当時は……
まだ普及し始めた頃だったのよ?!
私は、Q君の姿を……
窓の外の電柱の影に見た時、
驚きよりも……
腹が立って来たのよね!
『何も……
隠れて、私を見張るなんて……
そんな必要が……どこにあるのよ?』
と……私は内心、思った訳よ!?
「もう~、何やってんのよ?
あいつは……?」
言うと同時に。私は駆け出して
いたのよ!
姉の部屋を……飛び出てね!
必死に姉のLは、私を
止めようと追いかけて来たわ!
怒る私の左手を握れたのは……
玄関先での事だったの!
「やめて! Pちちゃん!
怒っても……無駄なのよ!?」
「離してよ、姉さん!
あんな奴、殴ってやるわよ!」
「だから、ダメよ!
そんな事したら……相手の
思う壷にハマるのよ?!」
「えっ? 何で……?」
「G君が書いていたのよ!
恐らく、相手は……
あなたが怒り出すのを待っている
知能犯……だってねえ!
わかる?
罠にかけるつもりなのよ!
あなたを……?
あの男は……ねえ?!」
「どっ……どう言う事よ?
それは……?」
私は目が点になっていたの?
何がなんだかわからなくて……
混乱していたのよ!
だって……そうでしょう?
どうして……
南の果てにいるGが……
そんな事までわかると言うのよ?
いくら……良く当たる……
予言者でも……
すごすぎるでしょう……?
それは……?
姉のLは……
荒い息を整えるようにして、
私の目を見つめながら……
落ち着いた口調で話し出していたわ!
「いい事、Pちゃん?
Gからの伝言よ!
よく聞いてよね!?」
「……うん……? 何……?」
「『今は動くな!』よ!
ともかく、落ち着いて……!
私も対応を考えてみるからねえ……?」
「今は……動くな……? ねえ……?」
訳のわからない感じだったけれど……
Gが私を想っての言葉だとは……
何となく……痛感……したいたのよね?
私も……?
心が……キュンと……したのよ?
おかげで……私は我に帰っていたわ!
こうして……始まる……
私の『ストーカー事件』は……
幕が上がろうとしていたのよ?!
まあ~、そんなわけで……
続きは、また次回にね?!
よろしく♡
なーんちゃて?!
ウフ~ン♡
ポコの日記でした!
(時々、誤字脱字があって、ごめんね!
お許しください! 広いお心で……?!)
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