Nothing is ever too late.

まぁ、何でもボチボチやればいいんでないか?

momm からはじめる modulo architecture

2020-03-02 23:01:26 | つぶやき
いい加減、ちゃんとファームウェアのことも考えなきゃということで、QMK_firmwareのソースツリーに「momm」というディレクトリを掘りました。

momm は、 Minimal of minimal modulo architecture の頭文字を取ったもので、対象となるハードウェアは、

  • Pro micro
  • PCA9536 I/O Expander
  • キー4つ
  • TRRSジャック
  • リセット用タクトスイッチ

の構成で、I2Cで I/O ExpanderのGPIOを拾うことで、キー入力とします。



modulo architecture は、I2C masterとなるpendantとI2C slaveとなるモジュール(キーバッドのほかI2Cで繋がるものいろいろ)をTRRSケーブルでつなぐのですが、ここでは1つの基板に、pendantの機能とキーパッド(PCA9536で4bit使えるので4キー)を同居させています(TRRSケーブルで他のモジュールを繋げられるようになっています)。
modulo architectureの最小構成だと思うので、上記のように名づけました。

QMK_firmwareのkeyboardsディレクトリから探してみると、xd84が同じようなアーキテクチャで作られているようです(I/O Expanderとして、PCA9555を使っている)。
なので、ここのコードを参考にして、切った貼ったして行こうと思います。

ということで、今日はここでおしまい。もう、夜遅いし。

いろいろ届いてるんで、できるとこだけ組み立ててみたよ

2020-02-23 17:22:41 | つぶやき
コロナウィルスに負けず、深圳の人たちが頑張ってくれているので、発注した基板が届いてきています。加油。

その一方で、ファームウェアは全然進んでいません。というか、気分が乗らないくてやる気が起きません(ダメじゃん)。



ということで、面付けした部品を折って、バリ取りとかして逃避してたんですが、これじゃまずいだろう(3連休なのに)ということで、組み立てプロセスの確認もかねて、組み立てて見ました。



自分以外には、特に役立つ情報ではないけど、一通り。

  • ほんの少し(0.2mm)小さくしているので、いい感じにはまる。
  • シルク印刷をあらかた裏面に持って行ってしまったので、表面は真っ黒でどっち向きに付ければいいのかすら分からない。
  • Pro Microはやっぱり裏返すべきだった(ちょっと背が高すぎ)。
  • CherryMX互換のスイッチはPCBプレートじゃ不安定すぎて無理。
  • コンスルー使いすぎ(数えたら42個)。材料費ががが。


明日こそ、ファームウェアに向き合おう>明日の自分。



【ゆる募】キーキャップの刻印を手軽に入れる方法

2020-02-16 22:23:50 | つぶやき
25年以上メンブレンなキーボードを使い続けてたので、自作キーボードもKailhのロープロファイル(choc)を使うのですが、キーキャップの選択肢がありません。

無ければ作るのが技術屋というものなので、DMM.makeとかを使って自作するわけですが、ブラインドタッチができないへなチョコなので、無刻印とか無いわけですよ。
HHKBで無刻印バージョン使っている人がいると、すげぇって思うでしょ。でも、自作キーボード界では無刻印がデフォルト。でなければ、104ASCII配列。そんな感じなのです。

ということで、刻印付きのキーキャップの自作が必要になるのですが、刻印が難しいのです。
いままで試してみたものを列挙すると以下のような感じです。

  • 文字通り3Dデータ内で、刻み込む。

    • まず、3Dデータの作成時に文字部分のデータを切り取る作業が面倒くさい。
    • 素材や色によっては、陰影が出にくくて見づらい。
    • 刻んだくぼみに塗料を流し込むのは、出来映えはいいが、非常に手間がかかって泣ける。

  • 昇華転写

    • 昇華転写用のインクを扱えるプリンタが必要(エプソンがオススメ)
    • カートリッジにプロテクトがかかっているので、昇華インクをつめたカートリッジが動かないことがある(純正カートリッジに穴を空けて入れ替えることで乗り切った)。
    • 高温が設定できて、水蒸気がでないアイロンが必要
    • ここまでで、ずいぶんな努力とお金がかかるのに、出力結果が安定しない。orz

UVプリンタも試したいんですが、横浜近辺にはないんですよね。

今のところ、品質でいうと、3Dデータの時点で刻み込んで、そのくぼみに塗料を流し込む方法がベストなんですけど、これが低コストでできる方法が見つかれば良いのですが.....

60% キーボードの懐が深すぎて震える

2020-02-14 18:18:46 | つぶやき
JIS配列しか使えなくなっているへなちょこな私としては、おしゃれなキーボードとは無縁だと思っていました。昨日までは。

暇があれば、Gsuite のスプレッドシートでキーマップを考えてはニヤニヤしているのですが、これって、よく言われている60%キーボードと同じ感じじゃね?と思ってしまったのです。



セパレートなんですが、くっつけるとGH60と同じサイズになるんですよね。

で、調べてみました。60%キーボードの代名詞ともいえるGH60とその互換製品。そして、名高いHHKB。

60%なんで、ファンクションキーなどは省かれているのですが、その狭いスペースのなかで、様々なキー配置。軽く時間を吹っ飛ばされて、近くにキング・クリムゾンがいるんじゃないかと思うほど。

いろいろ気づいたんで、適当に箇条書きにしていくと、こんな感じです。

* GH60コンパチが多いのは、ネジ穴の位置を合わせれば、GH60用のケースが使えるからなんだけど、そのために、そのネジ穴位置のケースもどっさりあるので、もう鶏が先か卵が先かのスパイラルで、デファクトスタンダードになったと思われる。
* ロウ・スタッガードなキー配置では、1とQの間が0.5u、QとAの間が0.25u、AとZの間が0.5uずれているものなのだけど、A~Z間が0.25uにするのもあり(HHKB日本語配列とか、オリジナルGH60のデフォルト配列とか)
* A~Z間を0.25uにすると、左下部分のレイアウトの自由度が一気に高まって、逆T字カーソルキーを配置できたりする。
* ちなみにmacのキーボードは、いわゆる60%キーボードと比較すると右端を0.5u詰めて、左右対称に寄せている。
* A~Z間を0.25uにしたときにほしくなる2uのShiftキーは売ってない。無刻印を使えばいいんだけど。

ということで、遊舎工房さんで、DZ60 REV 3.0 type-c(GH60互換基板)にケースとトッププレートをあわせてお買い上げしてしまいました。
ネジ穴の位置をちゃんと知りたかったというのもあって。


さあ伝説を始めよう

2020-02-09 13:43:40 | つぶやき
ここ一年くらい、キーボードの自作にはまっていて、とうとう基板から作るようになってしまいました。

現在では一応、自分の会社の製造技術研究所ガジェット分室での業務ということにしているので、生産性を柱に研究を重ねてきて、その目的が形になってきたので、ここのブログでいろいろ成果の発表しようと思います。

じゃじゃん。



4キーのキーパッドらしきものと8キーのキーパッドらしきものが見えますね。

4キーのキーパッドらしきものは、@biacco42さんが提唱したmodulo architectureのpendantと呼ばれるコントローラと、キーボードモジュール(4キー)を一体化させたものです。pendantだけだと何も出来ないし、デザイン的にも個性をだせないしということもあって、僕が設計するpendantはだいたい、PAC9536をのせて、4キーのキーパッドになるようにしています。

僕は、製造技術研究所の中の人なので、快適なキーボードによる、ソフトウェアの生産性向上とともに、キーボードそのものの製造過程にも注意を払っています。
そのため、キーボードをいくつかの部品に分け、それを組み合わせることによって目的に特化したキーボードを手軽に作れるような仕組みを考えていたところ、前述のmodulo architectureと遭遇し、これこそ自分に必要だったものだと確信し、それを前提にいくつものキーボードパーツを作り、EasyEDAで公開しています。

基板設計やキーキャップ設計の経験値は十分に上がったし、いよいよ公開に向けて、ファームウェアの開発に進みます。

といっても、

* QMK_firmwareを使う
* せきごん(@_gonnoc)さんが開発したBLE Micro Proで動作実績があるらしい(せきごんさんが頒布している最近のキーボードは、おそらく内部的にmodulo architectureを使ってるっぽい)
* modulo architectureは基本的に、I2Cで信号を拾っているだけらしい

といったことしか分かっていないので、写真にある4キーのペンダント(ここにはコントローラ、I/Oエクスパンダとそれに繋がったキースイッチというmodulo architectureのほぼ全てが詰まっている)でキー入力できるようにすることから始めようと思います。

有料版もある

2013-03-09 22:00:21 | つぶやき
有料のgooブログフォト(月額500円:税込)にすると、広告を非表示にすることもできる。
テーマ(いわゆる見た目のカスタマイズ)も豊富だけど、どちらかというとファンシーなのが多いので、硬派な感じなのはあまり選択肢はない感じ。

複数の写真を貼ってみる

2013-03-09 21:50:43 | つぶやき
いろんな写真。手元にこんなのしかなかったので、とりあえず。






画像を大きく出す

2013-03-03 23:07:33 | つぶやき
今度は、イメージのURLを貼付けてみる。





画像を記事に貼付けてみる

2013-03-03 23:05:41 | つぶやき
アメリカ海軍の飛行機。かっこいい。

テンプレートの研究

2013-03-03 22:56:22 | つぶやき
個人的な付き合いで、ブログの使い方を指導することになった。

ついては、テンプレートなんかの使い方を研究しなきゃなんないので、このブログを再開することとなった。