昨日の大雨で学内の桜が散ってしまったのでは、と心配していましたが、十分満開の桜の中、新しい学生たちを迎えることが出来ました。
卒業式は、振袖やはかま姿の女子学生も多くなかなか華やかですが、それに比べると、入学式はすごく地味、ほとんど一面モノクロの世界になります。
いつからそうなったのか定かではありませんが、最近の女子学生はみんな揃って黒っぽいスーツ、しかもパンツスタイルを結構みかけることが多くなっています。
女学生に言わせると、就職面接ではどうやらスカートの方が有利だとのジンクスが今もあるようですが、入学式では半々か、ややパンツスタイルが多いようにも感じます。
これを会社のシーンに置き換えると、やはりパンツスタイルのほうが多いように思います。そういう点からみて、黒っぽいスーツというのは、スーツの基本ということになるんでしょう。
最近のリクルート・スーツ、ジャケットとスカート、パンツの3点セットが人気なのもうなづけます。
女の子が一律的してボーイッシュになってきたのと比べて、男の子はカラフルになりましたね。といっても、スーツは同じく黒かチャコールグレーという感じですが、シャツとネクタイが違います。
ネクタイはピンク、黄色、ブルー、ストライプ、ドット、柄ものなど本当にカラフルです。シャツも白は少なく、ブルー、ライトイエロー、ストライプ、チェック・・・
センスのよさもなかなかのものです。
それだけではありません、クツ、靴もなかなかのものです。
男の子にとって、案外「勝負服」なのかもしれません。
こう見ていると、女の子の男社会化(?)はほぼ収束傾向にあり、男の子のカラー・センスは、かなり磨かれてきたように思います。
といっても、これにもマニュアルがあったりするのかも・・・・・
しかし、スーツ姿はなかなか大人っぽく見えます。
こういった外見に見合うだけの内面を、大学の4年間で磨けるかどうかはいささか疑問ですが・・・
こんなことをいうと叱られそうですが、入学式の学生たちは、キリリッと緊張して輝いているのに、卒業式の学生は、大学という場所にも少しなれているせいか、やや砕けているように思えます。
何よりも驚くのは、卒業式で居眠りする学生たちが結構目に付きます。
授業で寝てしまう子も多いのですが、卒業式などのけじめをつけなければならない場面で、緊張状態を保てない学生は相当増えてきているようです。
どこの学生かは知りませんが、インターンシップ先の企業の人と一緒に行った得意先でのプレゼンの途中で、学生が寝てしまって恥をかいたという話も聞きました。
高校でも、60分以上の講演を聴くのがなかなか難しくなっているといいます。
就職などのマナー研修でも、最近の学生の姿勢の悪さが気になるという話を聞きます。
また、きちんとした姿勢を、なかなか継続できない学生が年々増えているとか。
家庭生活全体が、しつけや、けじめ、礼儀、といった大切な日本の美学を急速に失っていることの現われでしょうか。
そういう若者を社会で活躍できる人材に育てること、そこに大学の使命がかかっているわけです。
学校だけでなく、私たち大人には、変化してゆく社会が実はよく見えていないのかもしれません。
変化の一端であるこの若者たちを見て、現代社会で生きてゆくために必要な知恵と能力を育てる・・・そんな新しい人材育成の手法を問われています。
でもそれには、家庭や家族の問題として、大人たちが認識することが重要なのではないでしょうか。
卒業式と入学式を見ていて、そんなことを考えたのでした。
とはいえ、入学式の彼、彼女たちは、紛れもない未来への可能性を秘めた、社会の大切な宝物です。
卒業式は、振袖やはかま姿の女子学生も多くなかなか華やかですが、それに比べると、入学式はすごく地味、ほとんど一面モノクロの世界になります。
いつからそうなったのか定かではありませんが、最近の女子学生はみんな揃って黒っぽいスーツ、しかもパンツスタイルを結構みかけることが多くなっています。
女学生に言わせると、就職面接ではどうやらスカートの方が有利だとのジンクスが今もあるようですが、入学式では半々か、ややパンツスタイルが多いようにも感じます。
これを会社のシーンに置き換えると、やはりパンツスタイルのほうが多いように思います。そういう点からみて、黒っぽいスーツというのは、スーツの基本ということになるんでしょう。
最近のリクルート・スーツ、ジャケットとスカート、パンツの3点セットが人気なのもうなづけます。
女の子が一律的してボーイッシュになってきたのと比べて、男の子はカラフルになりましたね。といっても、スーツは同じく黒かチャコールグレーという感じですが、シャツとネクタイが違います。
ネクタイはピンク、黄色、ブルー、ストライプ、ドット、柄ものなど本当にカラフルです。シャツも白は少なく、ブルー、ライトイエロー、ストライプ、チェック・・・
センスのよさもなかなかのものです。
それだけではありません、クツ、靴もなかなかのものです。
男の子にとって、案外「勝負服」なのかもしれません。
こう見ていると、女の子の男社会化(?)はほぼ収束傾向にあり、男の子のカラー・センスは、かなり磨かれてきたように思います。
といっても、これにもマニュアルがあったりするのかも・・・・・
しかし、スーツ姿はなかなか大人っぽく見えます。
こういった外見に見合うだけの内面を、大学の4年間で磨けるかどうかはいささか疑問ですが・・・
こんなことをいうと叱られそうですが、入学式の学生たちは、キリリッと緊張して輝いているのに、卒業式の学生は、大学という場所にも少しなれているせいか、やや砕けているように思えます。
何よりも驚くのは、卒業式で居眠りする学生たちが結構目に付きます。
授業で寝てしまう子も多いのですが、卒業式などのけじめをつけなければならない場面で、緊張状態を保てない学生は相当増えてきているようです。
どこの学生かは知りませんが、インターンシップ先の企業の人と一緒に行った得意先でのプレゼンの途中で、学生が寝てしまって恥をかいたという話も聞きました。
高校でも、60分以上の講演を聴くのがなかなか難しくなっているといいます。
就職などのマナー研修でも、最近の学生の姿勢の悪さが気になるという話を聞きます。
また、きちんとした姿勢を、なかなか継続できない学生が年々増えているとか。
家庭生活全体が、しつけや、けじめ、礼儀、といった大切な日本の美学を急速に失っていることの現われでしょうか。
そういう若者を社会で活躍できる人材に育てること、そこに大学の使命がかかっているわけです。
学校だけでなく、私たち大人には、変化してゆく社会が実はよく見えていないのかもしれません。
変化の一端であるこの若者たちを見て、現代社会で生きてゆくために必要な知恵と能力を育てる・・・そんな新しい人材育成の手法を問われています。
でもそれには、家庭や家族の問題として、大人たちが認識することが重要なのではないでしょうか。
卒業式と入学式を見ていて、そんなことを考えたのでした。
とはいえ、入学式の彼、彼女たちは、紛れもない未来への可能性を秘めた、社会の大切な宝物です。
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