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トウモロコシを作った跡には、茎や葉など殻が残ります。残渣と言うのでしょうか。これを片付ける必要がありますが、我が家ではこれを畑に直接すき込んで土作りに利用しています。
その様子を記録してきました。
今年夏のトウモロコシは1回目に播いたトウモロコシが7月末から穫れ始め、2回目に播いたトウモロコシはちょうどお盆に穫れて、8月20日には全て収穫が終わりました。
トウモロコシの丈は人の背丈を超えます。
8月25日のこれが早いほうのトウモロコシ。葉が枯れてきています。
8月25日のこれが早いほうのトウモロコシ。葉が枯れてきています。
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これが遅い方のトウモロコシ。穫り終わったばかりで茎や葉がまだ青い。
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収穫の終わったトウモロコシを立ったままの状態で刈払い機で30センチくらいの長さに茎の根元まで切ります。機械を横に振れば数本ずつ簡単に切れます。
これは早いほうのトウモロコシ。
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これが遅い方のトウモロコシ。
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ハクビシンにやられたトウモロコシの実の残骸も。
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この後、トラクターをロータリーを深めにして最低速度でゆっくりとすき込んでいきます。
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2重に走行すると、土とよく混じります。切り倒した跡の姿はありません。
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この畑は粘土質が非常に強いので、トウモロコシの殻は土作りに役立つのです。
トウモロコシの跡はしばらく畑を寝かせるため、すき込みの方が都合が良い。トウモロコシのマルチ栽培では肥料分が残っているので、それを取り込んで殻は次第に腐っていきます。この時は土が乾燥しておりすき込みには好都合でした。
トウモロコシの跡はしばらく畑を寝かせるため、すき込みの方が都合が良い。トウモロコシのマルチ栽培では肥料分が残っているので、それを取り込んで殻は次第に腐っていきます。この時は土が乾燥しておりすき込みには好都合でした。
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その後約1ヵ月、再度ロータリー耕耘しました。この時は少し水分が多めでした。
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かなり土に馴染んできました。殻をすき込んだばかりの時と比べるとよく分ります。
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さらに1ヵ月あまり。かなり雑草が出てきました。
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再度ロータリーで耕耘。
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今度は、トウモロコシの殻はほとんど目立ちません。作物を作るのに支障はなくなりました。
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その一部にホウレンソウを播きました。
これがそのホウレンソウ。
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2月の収穫を目指しています。昨年は上手くいきましたが、今年も上手くいくかどうかは分りません。この後、不織布のべた掛けをします。
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土が固まりやすい粘土質の畑にはトウモロコシの殻は良い土作り資材です。
トウモロコシの殻をただ処分してしまうのはもったいない。すき込みでなければ、殻を持ち出して短く切り堆肥にすればベストでしょう。
さらに昨日、空いているところにクズの木炭を入れました。
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再び、ロータリー耕耘しました。
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ここは水分が抜けにくく、いつも過湿になり苦労するので、改良に少しは役立つか試してみます。
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利活用って大事なんですね。
コメントありがとうございます。
土作りにはいろんな方法があります。
こんな方法もあるということですね。