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畑に置いたままで冬囲いしたハクサイを取り込みました。
冬囲いしたのは12月19日。2ヵ月余り経ちました。
品種は、トーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。
冬囲いは畑に置いたままの方法と室内に取り込む方法の二つの方法で行っています。
これが作業場の中に取り込んで冬囲いしたハクサイ。
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外葉を数枚残して新聞紙で包み、逆さまにして寄せています。
天候の影響を受けないので確実な方法ですが、手間がかかりスペースが必要です。
今冬はこちらを少なく囲ったこともあって、大分少なくなりました。順調に消費しています。
こちらが畑に置いたまま冬囲いしたハクサイ。
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当地でも一般的に行われている外葉を縛っただけの簡易な方法で、不織布で覆いをしています。
今冬はこの方法で多めに囲っており、残っているのもこちらが多い。それでもすでに過半は穫っています。
この辺りは3㎏超級の大玉ばかりですが、外葉でしっかり守られているようです。
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この方法は酷寒になるとやはり凍害を受けるリスクが高まります。
暖冬だった前年と違い今冬は平年並の寒さ。立春後はむしろ気温の低い日が多い。
但し、最低気温-5℃以下が連続するような酷寒になっていないのは幸い。外葉の傷みの程度は例年並みです。
この品種は外葉が大きくしっかりしているので、結球を十分覆うことが出来ます。
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しかし、結球内では次第に花芽が生長し、放置すれば何れ割れてきます。
過去には3月まで置いてみたこともありますが、多くが割れてきました。
先週は寒波襲来で気温がかなり下がったものの今週は上がってきました。やはり2月中には取り込む必要があります。
これまで穫ったものは結球に目立った傷みはありません。
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これは4㎏越えと思われる超大玉。
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ハクサイのトウは美味しいので、構わず放置しとう立ち菜として利用することも可能ですが、後の作業に支障があるので全て取り込みます。
傷んだ外葉は畑で剥いてしまいます。それでも余分な外葉が2、3枚残っています。
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傷みのある株も若干あり、それらは改めて囲わずそのまますぐ消費することにします。
取り込み再度囲い直すのは10個余り。
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年内に取り込んだ時と同様新聞紙に包んで囲い直します。
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本来は外葉をもっと付けて囲うべきですが、この時期になればやむを得ないでしょう。
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2月末になりましたが、気温も低く割れた株は一つもありませんでした。
巨大玉は包むのには新聞紙3枚必要でした。
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このくらい大きいのは滅多にないので目方を量ってみました。
5㎏ありました。通常の2個分です。市場出荷では規格外として取り扱われないかもしれません。
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助っ人が当初から中に取り込んだハクサイと区別し、囲い直してくれました。
右が初めから取り込んだもの。左が今回取り込んだもの。
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覆いをしておきました。
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今冬は結構他にも配ったようでほぼ想定した残量になっています。
気温が上がってくれば結球中で何れ花芽が生長してくるので助っ人にできるだけ無駄にならないよう処理してもらいます。
立派な白菜ですねー。
美味しそう。
プロ用のスーパーさんでも4個箱入り、そのサイズ最近見掛けてません。
知識や栽培技術素晴らしい。
コメントありがとうございます。
昔は1箱2個入りや一束というのもあった気がしますが効率が悪くなくなったと思います😅
まァ話の種ですね😅
少しずつでも歩けるようになり何よりです!どうか焦らずお料理をお楽しみください👍