ちょっと偶然の発見なのだが,韓国語にも「大丈夫」という漢字言葉が存在したのである。
Aさん:「一活お兄ちゃんかっこいいよね!」
Bさん:「ほんと!大丈夫らしいしね」
はてさて,彼女からの会話の中で出てくる「大丈夫」とは何のことだろうか?
대장부
これはいくら日本語で考えても解決できない問題だ。
それではこの言葉とほぼ同じの単語を紹介しよう。
남자
つまり上のスキットで書かれていた「大丈夫」とは「男」のことなのである。
辞書を見ると「ますらお」とか「立派な男」という意味で書かれている。
気になって日本語の辞書の代名詞「広辞苑」を開いてみたら,やはり「大丈夫」とは韓国語とまったく同じ意味で「立派な男」として載っていた。
もちろん私たちがふだん使っている「ケンチャナヨ」の用法も載っていたのだが。
괜찮아요.
ちょっとした推測なのだが,些細なことで腹を立てない「立派な男」を「大丈夫」だとすると,満員電車の中で足を踏まれたとき,「私は立派な男だからそんな些細なことには動じません」という意味から転じて「大丈夫」が日常使われるようになったのではないだろうか?
外国語を勉強しているはずなのに,母国語の勉強になってしまった。
先生もたびたび言っていることなのだが,韓国語を日本語にするとき,また日本語を韓国語にするとき,双方のボキャブラリーが少ないと非常に不自然な訳になってしまう。
韓国語を勉強するようになって,初めて私の日本語の文章のまちがいに気づいたりもした。
外国語を習うということは,母国語を振り返って見るということでもあるようだ。
*古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から。(みなもとせいいち)
●こちらもあわせてお読みください!
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Bさん:「ほんと!大丈夫らしいしね」
はてさて,彼女からの会話の中で出てくる「大丈夫」とは何のことだろうか?
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それではこの言葉とほぼ同じの単語を紹介しよう。
남자
つまり上のスキットで書かれていた「大丈夫」とは「男」のことなのである。
辞書を見ると「ますらお」とか「立派な男」という意味で書かれている。
気になって日本語の辞書の代名詞「広辞苑」を開いてみたら,やはり「大丈夫」とは韓国語とまったく同じ意味で「立派な男」として載っていた。
もちろん私たちがふだん使っている「ケンチャナヨ」の用法も載っていたのだが。
괜찮아요.
ちょっとした推測なのだが,些細なことで腹を立てない「立派な男」を「大丈夫」だとすると,満員電車の中で足を踏まれたとき,「私は立派な男だからそんな些細なことには動じません」という意味から転じて「大丈夫」が日常使われるようになったのではないだろうか?
外国語を勉強しているはずなのに,母国語の勉強になってしまった。
先生もたびたび言っていることなのだが,韓国語を日本語にするとき,また日本語を韓国語にするとき,双方のボキャブラリーが少ないと非常に不自然な訳になってしまう。
韓国語を勉強するようになって,初めて私の日本語の文章のまちがいに気づいたりもした。
外国語を習うということは,母国語を振り返って見るということでもあるようだ。
*古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から。(みなもとせいいち)
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