アラブ首長国連盟ドバイから満載でやってきました。
メンブレン型のLNG船、建造は2015年韓国STX造船所、リベリア船籍です。
今は残念ですがLNG船建造ではまったく韓国製にかないません、船価が全然違うそうです。
川崎にある東京ガスとJXTGG共同の火力発電所に向かいます。
すぐ「SCF MITRE」の後ろに続いて来るのは「ARKAT」 98.490GT 72.800DT 284.2M
ブルネイの国営ガス会社(BGC)の運航で国籍もブルネイです。同国のムアラから来ました。
2011年韓国大字造船所建造製のこれもメンブレン型です。
本船は、姉ヶ崎にある東京電力火力発電所に向かいます。
「PUTERI FIRUS SATU」94.446GT 76.197DT 276M
メンブレン型ですが、なんと珍しく三菱長崎造船所2004年製造、うれしいですね。
マレーシア北カリマンタンのビントゥルからやってきました。船籍もマレーシアです。
手前の小型コンテナ船は井本海運の「まいこ」です。
横浜扇島にある東京ガスLNG基地に向かいます。
今や、日本の電力はクリーンエネルギーのLNG発電が全体の40%に達して、
東京湾内に沢山のLNG発電所がたくさんある事を再認識しました。
LPG船もやってきます。
「PHOENIX GAIA」が入ってきました。
商船三井のシンガポールにある関連会社フェニクスタンカーの所有です。
47,231総t 53,928重t 全長229,2mでパナマ運河を通過できる最大級クラスです。
本船は、川崎重工坂出工場で建造、2020年1月16日引渡したピカピカの新造船です。
18日の撮影ですから多分これが処女航海かな?
最近の新造船によくある独特の船首ですね、このスタイル、タイタニックを思い出させます。
川崎重工の開発した、船首(SEA-ARROW)を採用して、波の抵抗を抑えているそうですが、
私は好きに好きになれません。
またフアンネルの形状が独特ですね、硫黄酸化物(SOx)の低減装置(スクラバー)を設置しているため、
大きさの違うフアンネルが二つあります。
手前の小型タンカー船のLEGは、エチレンガスです。それにしても近過ぎませんか!
行き先は坂出から千葉港になっていましたが、空船だろうしLPGは千葉では積まないだろうし、
どうして東京湾に入って来たのか分かりません。
現在は、パナマのBALBOW港に向かって航海中です。
写真の島は第二海堡です、これを過ぎ舵を右に切って千葉港に向かいます。