kazuhi49の写真館

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観音崎からの風景(LNG・LPGタンカー)

2020-01-25 10:03:00 | 船ウオッチング
朝の交通ラッシュの観音崎、最初に入って来たLNG船は
「SCF MITRE」 113.876GT 93.585DT 2599.9Mの大型LNG船です。

アラブ首長国連盟ドバイから満載でやってきました。

メンブレン型のLNG船、建造は2015年韓国STX造船所、リベリア船籍です。

今は残念ですがLNG船建造ではまったく韓国製にかないません、船価が全然違うそうです。

川崎にある東京ガスとJXTGG共同の火力発電所に向かいます。

すぐ「SCF MITRE」の後ろに続いて来るのは「ARKAT」 98.490GT 72.800DT 284.2M

ブルネイの国営ガス会社(BGC)の運航で国籍もブルネイです。同国のムアラから来ました。

2011年韓国大字造船所建造製のこれもメンブレン型です。

本船は、姉ヶ崎にある東京電力火力発電所に向かいます。

「PUTERI FIRUS SATU」94.446GT 76.197DT 276M

メンブレン型ですが、なんと珍しく三菱長崎造船所2004年製造、うれしいですね。

マレーシア北カリマンタンのビントゥルからやってきました。船籍もマレーシアです。

手前の小型コンテナ船は井本海運の「まいこ」です。

横浜扇島にある東京ガスLNG基地に向かいます。

今や、日本の電力はクリーンエネルギーのLNG発電が全体の40%に達して、

東京湾内に沢山のLNG発電所がたくさんある事を再認識しました。

LPG船もやってきます。

「PHOENIX GAIA」が入ってきました。

商船三井のシンガポールにある関連会社フェニクスタンカーの所有です。

47,231総t 53,928重t 全長229,2mでパナマ運河を通過できる最大級クラスです。

本船は、川崎重工坂出工場で建造、2020年1月16日引渡したピカピカの新造船です。 

18日の撮影ですから多分これが処女航海かな?

 

最近の新造船によくある独特の船首ですね、このスタイル、タイタニックを思い出させます。

川崎重工の開発した、船首(SEA-ARROW)を採用して、波の抵抗を抑えているそうですが、

私は好きに好きになれません。

またフアンネルの形状が独特ですね、硫黄酸化物(SOx)の低減装置(スクラバー)を設置しているため、

大きさの違うフアンネルが二つあります。

手前の小型タンカー船のLEGは、エチレンガスです。それにしても近過ぎませんか!

行き先は坂出から千葉港になっていましたが、空船だろうしLPGは千葉では積まないだろうし、

どうして東京湾に入って来たのか分かりません。

現在は、パナマのBALBOW港に向かって航海中です。

写真の島は第二海堡です、これを過ぎ舵を右に切って千葉港に向かいます。