特急編の次は、昭和30年代の東海道本線の急行切符と急行寝台列車の切符です。最初は昭和38年の三ノ宮~東京間の急行券、切符が切られているのは当時小学生の私の分の子供用切符です。当時憧れていたスマートな電気機関車のEF58が牽引してホームに入って来た九州からの急行列車「霧島」だったと思います。復刻時刻表で調べてみたら、「霧島」が載っています。鹿児島発15時55分、三ノ宮発9時51分、東京18時20分着の超ロングラン26時間25分も走り続けているわけですね。
当時はグリーン車でなく、1等車でした。
次は、急行寝台の切符、東京~大阪間の代表的な急行寝台「銀河」は昭和24年から60年間も走り続けました。朝起きると丁度良い時間に東京や大阪に到着するので、私もかなり利用しましたが、高速道路網が整備され夜行高速バスに押されて平成20年に廃止となってしまいました。
3枚目の「すばる」オリンピックの年の昭和39年の切符ですが、「すばる」の事は記憶がないうえ、その前後の時刻表にも掲載されていないので調べてみましたら昭和38年10月から昭和39年の10月までの、わずか1年で消えてた短命の急行寝台となってしまったので、とても貴重な切符となりました。夜行寝台華やかな昭和31年の時刻表です。
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