岐阜県本巣市根尾谷の淡墨桜を見に行きました。
9時に家を出て、途中休憩を1回入れ、ゆっくり走って3時間のところです。
樹齢1500年余の老木は、たくさんの支柱で支えられていました。
人間の寿命とは比べようもありません。
その大きさは、樹高17,2m、枝張りは東西23,9m、南北21,2mと圧巻です。
↑後のやや小さい木は2世ということです。後継ぎがあるのですね。
↑北の方には、雪をかぶった能郷白山が見えました。淡墨桜の周りにはタチツボスミレ、ショウジョウバカマが咲いています。山も花もこの老木を優しく見守っているようでした。
古代から今日に至る1500余年もの長い間、人々の栄枯盛衰を眺めてきたこの満身創痍の淡墨桜は、今どんな思いでいるのでしょう。