窯元日記復活

暦手茶碗   嘉永5年(1852)  

さきのブログに嘉永四年銘の暦手茶碗をとりあげましたが、平成13年に三島市の佐野美術館で「東海道400年祭 特別展  みしま-三島暦から三島茶碗展」の図録で出品の暦茶碗の銘文を翻刻されています。それを見て,比較することも面白そうです。
図録から再録です。



「暦手茶碗   嘉永5年(1852)  個人蔵

嘉永五 子年暦
歳徳  阿きの方万よし
大さい この方ニ向て万よし
(宝珠 絵)
一日 ミつのえむま
二日ミつのとひつし
三日きのえさる
四日きのととり
五日ひのえいぬ
六日ひのとのい
七日つちのえね
八日つちのとうし
九日かのえとら
十日かのとのう
十一日ミつのえたつ
十二日ミつのとミ
雨水 正月中
ねの日松うへるよし
うしの日いそく事わるし
とらの日竹うへるよし
うの日ふねのりよし
立春 大吉
たつの日井ほりよし
ミの日な免くしにわるし
むまの日豆まきよし
ひつしの日かみすきよし
十二月 小福
ねぎは神ニ仕えよし
大ミやうハ心広きよし
五穀豊年□よし
庚申の夜長話よし
せつふん豆蒔すへし
十分いとをし
家内むた生ハわるしなきハよし

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