Enjoy the life

生きるためには飯を食らふ

改めて思う

2010年06月29日 | 映画・TV
先日、仕事で現場に行ってきた。

測量の方が、観測してる合間にクローバーを探していたら・・・




なんと、四つ葉のクローバーを発見。
いいことがあるのかと、わくわくしてしまった。



今日、菜園に水遣りをしながら、
トマトの脇芽を摘み、きゅうりを収穫した。



なんと、初収穫のきゅうり・・・25cmを超えている。


このきゅうりをスティック状にカットして、
ビールを飲みながら、DVDを観賞。

題名は、剣岳 点の記

点の記とは、測量の基準点を表すもので、
三角点の位置や情報を記載したものである。

仕事がら、気になっていた映画ではあったが、
やっぱり、いい映画であった。

測量士の資格は持っているものの、
ペーパー測量士であり、設計の仕事ばかりが本業となっている。


この映画は、明治の時代の話だが、
いたるところで親父の事を思い出した。

剣岳、立山だとは知らず(四国で一番高い山も剣山と言う)、
だっちゃなどと、方言が飛び交う・・・

山は、どこからでも登れるものだと思っていたが、
登山の厳しい山もあるのだと、改めて感じた。

父は、国土地理院に勤めており、
僕が幼少の頃、ほとんど家にはいなかった。

たまに帰宅して、また出張で家を出るときに、

  おじちゃん、また来てねぇ~

と、親父に言ったらしく、それがいやで父は国土地理院を辞めたらしいww

酒を飲むと、

  南極探査隊に声がかかったんだが、行っとけば人生変わったのかもなぁ~

と、笑いながら言っていた。

  じゃぁ、なんで行かなかったのか?

との問いに、偉い先生ばかりだから行ってもなぁ~ との事だった。


三角点をたくさん作って、あちこちのうまいもの食って・・・


そんな親父を、改めて尊敬できた映画となった。

晩年は、土地家屋調査士を営み、
決して、跡継ぎなど要らないと言っていた親父が、

大学入学のとき、土木工学科へ入学した時には、うれしそうだったような気がした。



あれから技術は進歩をたどり、
今では衛星によるGPSを利用した座標までも観測できる。

それでも、地殻は動いているんだけどね・・・
コメント (6)
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