kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

穴子の立場

2010年01月10日 | Weblog
穴子と鰻、似たような姿形をしているが、穴子の立場は少しばかり弱くはなかろうか。

鰻の蒲焼は確かに旨いが、個人的には、穴子の寿司ネタのホロホロ感や、天ぷらの土臭ささも大好きなのだ。しかし、高級感や人気度で、鰻に一歩も二歩も、イヤイヤ、1ニョロも2ニョロも先を越されているように感じるのは私だけだろうか。
鰻と比べて痩せていて、色も黄土色っぽい中途半端な感じで、悪党面しているからなのか。はたまた、鰻はウナギ目ウナギ科で、穴子はウナギ目アナゴ科だから、学術的観点からしてすでに鰻の軍門に降っているのか。

今日、多摩川のサイクリングコースを自転車で40㌔走ってきた帰り、スーパーでビールとおつまみを買ってきた。
ビールはプレミアムモルツ、つまみは、レバーフライ、鳥のから揚げ串、穴子天の3品である。
写真のとおり、穴子天は、お持ち帰り用容器からはみ出すほど長い。指物差しで計った感じでは全長30センチはくだらないだろう。
しかも、穴子天はアーモンドグリコのように、1匹で2度美味しい。半分は天つゆで、残りは塩を付けて、ふたとおりの味を楽しむことができるのも、嬉しいではないか。
しかしながら値段はとても安い。
豚くんや鳥くんより単価は若干高いものの、大きさや、お楽しみ度からしたら安すぎじゃないか。

穴子の立場が弱いのは、どうやら鰻くんだけにではなかったようだ。

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