ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大甚本店 @名古屋市中区・伏見 (7)

2023年05月30日 | 名古屋(中区 老舗)

4月の歌舞伎観劇。芝居がはねた後は恒例の呑み会で「大甚本店」へ。いつもなら老母と2人だが、この日は姉も参加するとのこと。何でも市内に住んでいながら「大甚本店」に入ったことが無いのだとか。ついでに休みだった娘にも声を掛けると「行く、行くー。」とのこと。母、姉、娘の3世代の女性が集まって呑むことになった。昔はこの店が予約可とは思いもしなかったが結構卓に”予約席”と出ている。普段なら酒場で予約なんてしないが、今回は脚の弱い母と一緒だったので無粋を承知で1階のテーブル席を予約しておいた。店に入って階段下の席に案内される。と、そこに仕事の電話。全くタイミングが悪いんだから…。とりあえず女性陣の乾杯用瓶ビールを注文し、自分は表に出て電話対応。

やっと電話が終わり、中に入って「大きいの。どん燗で。」と賀茂鶴の樽酒を注文。ただもうお燗番の女将の姿は無い。まだ料理は持ってきていなかったのでこの店の仕組みを教えて卓に並んだ惣菜を取りに行かせる。姉と娘が取って来たのは「牛すじ玉子」「茄子の煮物」「穴子の煮つけ」「ポテサラ」など。自分は板の前まで行って「赤貝ひも付」と「くらげ」をお願いしてきた。改めて燗酒で乾杯。賑やかな雰囲気でいただく酒と酒肴の旨いこと。やっと人出も戻って来て店もほぼ満員だ。それぞれが好きな酒を追加して杯を重ねる(写真下)。

追加で持ってきたり、注文を入れたのは「つぶ貝」「イワシフライ」「串カツ・味噌」。女性店員が席を廻って盆にのった惣菜を勧めている。前はこんな事していなかったと思うが…。この日の押し売り(笑)は「鉄火巻」と「鯛のあら煮」。もちろん貰った。さんざ食べ散らかして勘定してもらう。若主人がデカい算盤を取り出してパチパチやり始めたら姉と娘が感心していた。そうか、もうこの店くらいでしか見ないもんね。さぁ、もう1軒行こう!(勘定は¥11,000程)

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大甚本店

愛知県名古屋市中区栄1-5-6

 

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コメント (2)
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