Hit Parade / Paul Weller (2008)
ポール・ウェラー(Paul Weller)の来日公演のチケットを購入し、ライヴ前に急遽予習を始めた。まず購入したのがこちらのCD4枚組ボックス・セット。発売当時までのポールのキャリアを俯瞰する内容で、1枚目が「The Jam(ザ・ジャム)」、2枚目が「The Style Council(スタイル・カウンシル)」、3、4枚目がソロ期「Paul Weller」という構成になっている。それぞれがベスト盤として機能する内容なので聴き易く、写真入りの詳細なライナーも付いている(英字なのであまりしっかり読まないが…)。
ジャムに関しては順当な選曲。スタカンはどうだか分からないが、当時聴いた覚えのある曲が何曲も入っていた。この頃はお洒落イメージがあって日本のCMにも使われたんじゃなかったかな。2008年発売なのでソロ作品もそこまで。ほとんど聴いたことが無かったソロ期だが、思ったよりもストレートなギター・ロック。ただ時折彼の趣味だろうモータウンを始めとするブラック・ミュージックの影響がソロでも伺える。このタイトル、同時に1枚物も発売されているが、そちらの選曲はちょっと興味深い。というのもジャムの初期の曲は全く収録されておらず、現在もライヴで演奏する最後期の曲ばかり。これはポールの現在の意向とも合致している。この1枚物の選曲で組み直して聴いてみようかな。
ネット・ショップにて購入(¥1,300)
- Label : Universal UK
- ASIN : B000HEZ8P6
- Disc : 4