ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

蕎麦正 本店 @岐阜県高山市

2024年12月10日 | 岐阜県(飛騨)

年々快適にバイクに跨る日々が減っている気がする昨今の気候。今年の初夏は休日が悉く雨でダメ。そうこうするうちに酷暑になってとても外に出ていられなくなり、やっと9月の終わり頃になってそれらしい気候に。この日は晴れ予報を確認して久々にバイクを出した。向かったのは国道156号線を北に向かった飛騨地方。日差しはまだ強いがやっとバイク日和に。

昼食に訪れたのは高山氏荘川(旧・荘川村)にある「蕎麦正本店」。この屋号の店は郡上市、飛騨市、犬山市に店があるようだがどういう関係かは不明。店には広い駐車場があり、店頭に出ていた男性店員に記名して待つように告げられた。荘川は蕎麦の産地らしく、道中に”そばの里”なんていう看板も出ていたが、蕎麦屋は2軒ほどしかないので混み合うようだ。しばらくして呼ばれ店内へ。窓からは山と田んぼが見えていい景色だが、残念ながら案内されたテーブルからは見えない。店内は店員が何人も立ち働いている。お願いしたのは「源流そば(もり)」。

しばらくして笊に盛られた「源流そば」が運ばれた。生の本山葵が付いていて自分で摺るようになっている。山葵や竹箸を持ち帰らないようにと注意書きがある。持って帰ってしまう貧乏臭い客が居るんだろうなァ。店員からは「最初は塩で。」と説明があった。蕎麦を手繰るとやや切りが短め。張りがあって角が立っている。言われた通り塩で食べてみるが、どうしても先に塩が舌にのるのであまり好きな食べ方じゃない。つゆは濃いめの辛汁。やはりこちらの方がいい。ただ切りが短いので啜り甲斐が無く、どうしてもモグモグ食べることになってしまう。山葵は多めに摺っていただいた。最初から置かれていた蕎麦湯はとろみのあるタイプ。ここで初めて刻みネギを散らし、残った塩やつゆでいただいて席を立った。(勘定は¥1,350)

 

 


 

↓ 「長良川鉄道・北濃駅」(建築詳細不明)。駅舎の向こうには岐阜駅から移設した転車台が残っている。木造駅舎なので古いことは間違いないと思うが、開業が昭和9年(1934)なのでひょっとして当初からの駅舎だろうか。

 

↓ さらに北上した郡上市高鷲町にある「ひるがの分水嶺公園」。大日ヶ岳から流れて来た水がここから太平洋に流れる長良川と、日本海へ流れる庄川へ分かれる場所があり公園になっている。小学校を卒業してすぐ、友達とこちらの地方に赴任した担任の先生を訪ねて立ち寄ったことがある。その時の写真もどこかに残っているはず。

 

 


 

 

手打そば処 蕎麦正本店

岐阜県高山市荘川町牧戸160-1

 

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