岐阜市福光東の住宅街の中にひっそりと店を構えるお好み焼の「きんか」へ。綺麗に植えてある花の横に自転車を停める。店に入って腰掛けようとすると主人が「持ち帰りだけだけど…。」と。コロナ禍で店内飲食は止めているとのこと（訪問3月初旬）。毎年恒例のおでんも今年は中止のようだ。残念だけれど仕方がない。「お好み焼・肉玉子入り」をお願いする。静かな店内で調理が始まった。
出来上がった「お好み焼」は透明パックとビニール袋に入れて渡される。手間の割りに支払う金額が少なく申し訳なくなる。もうあと1つ2つ注文すれば良かった…。自転車で公園まで行き、自転車を停めていただく。この地方で定番の重ね焼き半分折りタイプ。少し青海苔が振られている。もちっとした食感の皮の中にキャベツと紅生姜。そこに少々の豚肉と玉子が加わる。味付けはさらっとしたソース（濃口タイプかな）。熱々を口に運ぶ。こういうお好み焼きが自分の原風景。でも小さい頃に食べたお好み焼きはもっと薄かったかな(笑)。玉子の黄身は少しとろっとした所も残っていて、それはそれで旨い。にしても安い。袋まで付けてもらったのに20円の釣り銭を断らず受け取ってしまった自分が情けない。（勘定は￥180）
↓ 長良橋（5代目）（昭和29年・1954・建造◇）から長良川上流を眺める。右手は金華山（頂上が岐阜城天守閣）。すっかり春めいてきた（訪問時3月初旬）。
↓ 金華山の麓にある「忠節用水分水樋門（通称：ロボット水門）」（昭和7年・1932・建造）◇。建造当初ツノに見える部分は無かったらしいが、どうして付け加えられたかの経緯は分からないらしい。この辺りにももうすぐ桜の花が咲く（訪問時3月初旬）。
お好み焼 きんか
岐阜県岐阜市福光東3-11-6
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