ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

三浦屋 @名古屋市東区・出来町

2017年09月05日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

日差しが強くジリジリと暑いある日の昼に、冷たい麺を求めて出来町通の「三浦屋」へ。創業は昭和21年(1946)とのこと。最近は「きしめん」推しの店が少なくなったが、こちらは店の表にも暖簾にも「きしめん」と書かれているので、もちろんきしめん目当てで訪問。昼をとうに過ぎた時間だったので先客もおらず、ひと段落してのんびりとした感じの店内には、大きな卓が2つ、小上がり席が4つ。腰かけて品書きに目をやる。お得な定食もあるようだったが、品書きの”冷たい物”先頭の「きしめんころ」を単品でお願いした。しっかりと茹で時間があり、氷水で絞められた「きしめんころ」が置かれる。

おろし少々と刻みネギのみのシンプルな姿。麺を手繰ると薄打ちで、艶があって綺麗な麺肌。薄く打たれているが締められてしっかりとしたコシがある。プルンと跳ねるような口当たりも、のど越しも良く、旨い麺だ。麺量もしっかり。つゆの色は薄くすっきりとした味(白醤油かな)。キリッと冷えているのでいい具合に体がクールダウン。この麺だったら熱いつゆでも、種物でも間違いないだろうし、何年か前から名古屋の麺類食堂が前面に出してきた「カレー煮込み」をこちらの店でも推しているようなので、それも食べてみたいなァ。(勘定は¥550)

 


 

↓ 平田町の交差点近くにある「可知デンタルクリニック」(建築詳細不明)。古い建物かどうかは分からないが、昔の街の医院らしさが何となく感じられる建物。

 

↓ その並びにある「のほほん王国(旧・BARBERSHOP YAMAMOTO)」(建築詳細不明)。こちらも古くはないかもしれないが、大胆なローマ字の看板が残っているのがイイ。

 

↓ 鍋屋町通りにある「てらしま薬局」(建築詳細不明)。格子窓の古い町屋にタイル貼りの店舗が洒落ている。

 


 

三浦屋

愛知県名古屋市東区出来町3-3-9

 

( 名古屋 なごや 出来町 出来町通 みうらや 麺類食堂 大衆食堂 きしめん カレー煮込 カレー煮込みうどん 愛知県めんるい組合 愛知県麺類食堂生活衛生同業組合 近代建築 )


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