焼きとんかつで有名な「オゼキ」。歴史ある大門の本店は令和2年に火事を出してそのまま閉店してしまった。まだ10年位しか経っていない新しい建物だったのになァ…。どの程度の火事だったかは知らないが、あっさりと廃業してしまったのにはびっくりした(ひょっとすると鈍池店と経営が同じだったのかも)。これで「オゼキ」と名乗る焼きとんかつの店はこちら「オゼキ鈍池店」と一宮の「宮田・オゼキ分店」だけになってしまった(はず)。店に着くと周囲に駐車場が増えている様子(未確認)。次々と家族連れの車が入って来て、相変わらずの盛況ぶり。店内に入ると持ち帰りの受け取りを待つ客も何組か。テーブル席に案内され、お茶と箸、紙ナプキンと小皿の漬物が運ばれる。注文したのは「自家製シューマイ」と、以前から品名が気になっていた「オゼキ自慢のドリア」。何人居るかも分からない沢山の店員が立ち働く様子を見ながら出来上がりを待った。
まず運ばれたのは蓋付きの四角い蒸籠に入った「自家製シューマイ」。5つ蒸されていて薄皮。豚肉の味がしっかりとして旨い。小皿のたれと辛子をちょこんと付けたりしていただく。本当はビールが呑みたいけれどバイクなので我慢。次に耐熱皿に盛られた「オゼキ自慢のドリア」が登場。焦げ目はあまり付いておらず、上からパプリカ粉とチーズがのせてあるようだ。さっそくスプーンを入れていく。滑らかなホワイトソースで口に運ぶとチーズが伸びる。もちろん火傷必至の熱々。ドリアってあんまり食べないのでどういうのが標準か知らないが、こちらの中身はチキンライスのよう。具材は鶏肉、椎茸、玉ねぎとシンプル。焦げがあるのは玉ねぎを強めに炒めているのかな。ハヒハヒ言いながら平らげて冷たい水をあおった(水はセルフ)。ここはまだまだ食べてみたいものばかりだが、次は「スパゲッティーミートボール」にしてみよう。(勘定は¥1,500)
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とんかつオゼキ 鈍池店
愛知県名古屋市中村区鈍池町3-6
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