東区の古い鍋屋町通りで以前からずっと気になっていたコーヒー豆専門店「澤井コーヒー本店」へ。店の入口は木戸で佇まいは古く、外からも焙煎機が見えるのでいつか入ってみようと思っていた。もちろん豆の小売りもしてくれる。平日の昼とかには持ち帰りのコーヒーも淹れてくれるようだ。創業は昭和26年(1951)、店の設立は昭和36年(1961)とのこと。どうりで佇まいに風格があるはずだ。豆は何種類も置いてあって、その場で挽いてもくれる。どの銘柄を最初にいただこうかと迷ったが「ハウスブレンド」というものがあって、たぶんこれがスタンダードなのかなとペーパードリップ用にお願いしてみた。豆はコロンビアがベースだそう。びっくりしたのが一般的な200gの値段。安いっ。この日は売り出しの日だったので通常よりも更に100円安かった。自家焙煎のコーヒー豆を挽いてもらってこの値段ってすごい。
名前の入ったデザインの袋に詰めてもらった豆をさっそく帰って味わってみる。袋に1杯分10gでと書いてあったので、普段は計ったりしないが、ちゃんとスケールで計って淹れてみた。挽き方はペーパードリップ用にしてはやや粗め。まだ挽きたてとあって熱い湯を注ぐとガスでこんもりと盛り上がり、いい香りが立ち昇ってくる。見た感じしっかりと深煎りかなと思っていたが、さすがにハウスブレンドとあって飲み易いスッキリとした口当たり。酸味もコクも強くなく、言わば万能選手といった感じ。すぐ近くの「川村屋本舗」で買ったカステーラと一緒にいただいた。日曜休みなので頻繁には来られないと思うが、これからこちらの色々な豆を試すことが出来るのが楽しみだ。(勘定は¥540、通常は¥640)
この後の記事はこちら
↓ 「歩こう!文化のみち」第 弾。「愛知県庁・本庁舎」(昭和13年・1938・建造、※重要文化財)◇。隣の名古屋市役所とは対照的に質実剛健で飾り気の少ない建物。ここもこの日は普段未公開の「貴賓室及び控室」(写真下2、3段目)、「正庁」(写真下4、5段目)、「講堂(旧・議場)」(写真下5、6段目)、それに屋上や「知事室」まで入ることが出来た。
愛知県名古屋市東区泉2-11-8
( 名古屋 なごや 澤井コーヒー 沢井コーヒー さわいコーヒー 焙煎 自家焙煎 挽き売り ロースト 近代建築 国指定重要文化財 愛知県 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます