古いですが本の紹介です。司馬遼太郎『坂の上の雲』文春文庫全8巻です。
この本との出会いには格別な想いがあります。
この本を読んだのは 2004年、今から6年前です。
本の帯を見ると、当時は2006年にNHKがドラマ化する と言う
話があったのでしょう。(実際は昨年 始まりました)
しかし、作者の司馬遼太郎が絶対映像化するな!と言っていた本らしいです。
なぜ、この本を読んだのか。
それは10年程前、当時の会社の業界の研修で、中国大連へ行きました。
F電機、M電機さんの配電機器の工場見学と日本企業の見学でした。
2泊3日だったのですが半日 観光がありました。
そこで訪問したのが、二百三高地近辺です。
中国の軍港 旅順の近く、その頃は規制も緩和されていたそうで、割と近く
まで行けたみたいです。
その二百三高地で中国のガイドさんから若干ですが、当時の戦争の話を聞き
ました。私の歴史観は学校のテスト用の知識しかなく、しかも近代の歴史は殆ど
無知でした。
その激戦地に立った時、なぜかしら日本人として恥ずかしい気持ちになりました。
詳しい話は知らないけど、ここで100年程前、たった100年程前ですよ、
日本兵とロシアの兵士が戦い何万人と死んだところです。
命をかけて戦った その兵士の気持ち、無念な気持ち、そこまで行かざるを得な
かった歴史的な意味も 知らずに私は ぼーっと生きていたんです。
ほんと、恥ずかった。中国の人の方が良く知ってるんです。
その時、なぜかしら 日本に帰ったら『坂の上の雲』を読もうと思いました。
しかし、日本に帰ってきて、相変わらず 何の問題意識もなく数年過ぎました。
ある時、福岡出張があり、その帰りのJR内での時間潰しの為に本屋へ立ち
寄った際にこの『坂の上の雲』を見つけたのでした。
2004年、日露戦争開戦の100年後でした。
この本との出会いには格別な想いがあります。
この本を読んだのは 2004年、今から6年前です。
本の帯を見ると、当時は2006年にNHKがドラマ化する と言う
話があったのでしょう。(実際は昨年 始まりました)
しかし、作者の司馬遼太郎が絶対映像化するな!と言っていた本らしいです。
なぜ、この本を読んだのか。
それは10年程前、当時の会社の業界の研修で、中国大連へ行きました。
F電機、M電機さんの配電機器の工場見学と日本企業の見学でした。
2泊3日だったのですが半日 観光がありました。
そこで訪問したのが、二百三高地近辺です。
中国の軍港 旅順の近く、その頃は規制も緩和されていたそうで、割と近く
まで行けたみたいです。
その二百三高地で中国のガイドさんから若干ですが、当時の戦争の話を聞き
ました。私の歴史観は学校のテスト用の知識しかなく、しかも近代の歴史は殆ど
無知でした。
その激戦地に立った時、なぜかしら日本人として恥ずかしい気持ちになりました。
詳しい話は知らないけど、ここで100年程前、たった100年程前ですよ、
日本兵とロシアの兵士が戦い何万人と死んだところです。
命をかけて戦った その兵士の気持ち、無念な気持ち、そこまで行かざるを得な
かった歴史的な意味も 知らずに私は ぼーっと生きていたんです。
ほんと、恥ずかった。中国の人の方が良く知ってるんです。
その時、なぜかしら 日本に帰ったら『坂の上の雲』を読もうと思いました。
しかし、日本に帰ってきて、相変わらず 何の問題意識もなく数年過ぎました。
ある時、福岡出張があり、その帰りのJR内での時間潰しの為に本屋へ立ち
寄った際にこの『坂の上の雲』を見つけたのでした。
2004年、日露戦争開戦の100年後でした。
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