身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

私の育った町と同じ、自然の景観を守るため

2023年05月27日 23時20分48秒 | 新カテゴリー:1.三ツ池公園などの自然・生きものたち、活動について

今日は三ツ池公園で植生管理作業を行ないました。

公園では綺麗な花の咲く野草も雑草扱いされていっしょくたに刈り取られてしまうからです。

写真の土手には5月~6月に開花するホタルブクロや8月~9月に開花するツリガネニンジンが生育しています。一緒に生えているセイタカアワダチソウやクズ、ヒメジョオン、ススキなどに覆われると衰退していってしまう恐れがあるため、これらを引き抜いたのです。

残したい野草以外の除草前

残したい野草以外の除草後

私の住む町にも昔はあちこちに色々なや野草たちの生えている土手があったのですが、次々と失くなっていきました。

今では公園でないとこのように色々な野草の生育する土手は残っていくのは難しいようです。その公園ですら、先ほどお話ししたように野草を守っていくのには努力が必要となります。私はこうした作業を自然環境保全ボランティア活動として行なっています。自分生まれ育った町に見られたのと同様の野草の花の咲く土手を守るためです。

このことについては、またの機会にもう少し詳しくお話しします。

明日は、明治神宮外苑に行ってきます。

なお、今年のヤゴ救出に関しての新しい情報は、今月最終日か来月の月はじめに発信できる見込みです。

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