身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

郷土の緑

2006年04月06日 07時48分45秒 | 3.野草の保護
 「郷土」という言葉があります。
 郷土的なものというのは、風土や気候、生えている植物などを含めた自然環境。そして、それらと調和し、うまく利用して生活してきた人々によって築かれてきたものではないでしょうか…?

 前回、昔から地域に住み続けてきた生きものたち、特に野草の話をしました。
 これらの植物は「郷土の野草たち」ということができるのです。
 昔の人々は、これらの植物たちを見て季節を感じ、時には山菜として食べたり、薬草として用いてきたりしました。

 自然を守っていくのには、色々な切り口・入り口・方法があるでしょう。
 その中で野草は、お花屋さんで売られているような花と比べて地味かもしれません。また野草の保護は、お花屋さんで買ってきた種や苗を植えるより簡単でなく、大量にはできないかもしれません。

 しかし「郷土の野草を守る」ということは大切なことですし、緑を守るという意味で本質を突いているのではないでしょうか?
 そう考えて、この活動をしています。
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