夏休みも終わって
誰もいないショッピングセンターの屋上遊園地
俳句は江戸時代から考えても膨大な句が作られつづけ
今もまだまだ句作は盛んな様です。
俳句に関しては数多くの専門の方が語っていますので
私がこれ以上お話することも無いと思います。
ただ最近非常に気になる いや気に入っている俳人をご紹介して
このコラムを終わりにいたします。
いきいきと死んでゐるなり水中花 櫂 未知子
この櫂 未知子さんは 1960年、北海道余市市生まれ
女流俳人として近頃 旬の人なのでもうご存知かもしれませんが。
上の句以外にも大胆でキラリと光る「才」を感じる作品が多くあります。
どの家にも修羅一人あり墓洗ふ
水着出すこころ閉ざしてゐた頃の
性格が紺の浴衣に収まらぬ
佐渡ヶ島ほどに布団を離しけり
一人なら毛布を奪ふこともない
ひた泳ぐ自由は少し塩辛い
春は曙そろそろ帰つてくれないか
ああ不味きかもめ食堂扇風機
戸田ボート競技場
大学のボート部の練習風景
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