冷たい雨が降ってきました。
立ちすくんだまま 動けない私
『悔い』という詩を読んでます
谷川俊太郎さんのものです
悔い
何度繰り返せば気がすむのだろう
心は 悔いを
わざとかさぶたをはがして
滲んだ血を陽にさらして
それを償いと思いこもうとして
子犬の頭を撫でながら
遠い山なみを眺めながら
口元に盃を運びながら
思いがけないときに ふと
心は行き止まりに迷い込み
引き返すことができずに
立ちすくむ
立ちすくんだまま 動けない私
『悔い』という詩を読んでます
谷川俊太郎さんのものです
悔い
何度繰り返せば気がすむのだろう
心は 悔いを
わざとかさぶたをはがして
滲んだ血を陽にさらして
それを償いと思いこもうとして
子犬の頭を撫でながら
遠い山なみを眺めながら
口元に盃を運びながら
思いがけないときに ふと
心は行き止まりに迷い込み
引き返すことができずに
立ちすくむ