折々の記 風姿花伝

ジャンルにとらわれずに気ままに発信していきます、

混浴!? 大岩不動の湯

2016年10月13日 | 温泉

 10月に入って8月・9月の猛暑の日々が懐かしぃと思えるくらい涼しい日が続いています。

 今夏は格別に暑く感じました。


 猛暑対策として避暑を兼ねて自宅周辺の温泉立ち寄り湯へ頻繁に出掛けました。


その中の一つ「大岩不動の湯」富山県上市町です。#mce_temp_url#


 2008年9月に開湯したこの施設は天然温泉ですが、富山県浴場組合に加盟している施設ですので銭湯ということになります
 入浴料金は大人420円/人というリーズナブルな値段で利用できます。ただしシャンプーなどの浴場アメニティグッズはありませんので自分で持参しなければなりません。(入用の方は購入できます)


 内湯は一般湯と気泡湯の浴槽二つで透明ですが、露天風呂は天然温泉の掛け流しのため少し濁っており、予期せず、お湯の色が赤や青に変わることがあるそうです。


 営業時間は12時から21時で毎週火曜日が定休日です。


 地元のスギやヒノキをふんだんに使った木の香りがほのかに漂う建物は、こじんまりとしていますが、ゆったりとくつろげます。


しかし、この銭湯を夏場に利用するときに絶対に注意しなければならないことがあります。


 それは夏場には「オロロ(吸血昆虫)」が発生します。


 「オロロ」というのは方言で正式名は「イヨシロオビアブ」といいます。


 これに噛まれると翌日くらいから1週間程度痛みと痒みの症状がでます。もし噛まれたら素人判断せずに皮膚科医の診療を受けた方が安全です。


 この銭湯の露天風呂では、ハエ取り線香・ハエたたきなどを用意して防護対策をしていまが、私はオロロを見つけ次第、手が届く範囲内なら容赦なく叩きつぶすことにしています。


とは云ってもそんなにたくさん居るわけではありません。場所と時間帯によりますが、せいぜいいっても1~3匹程度です。


さて、今回のブログは、この銭湯でのハプニングです


 盛夏のある日、朝からぐんぐん気温があがり、ちょっと動いただけでも汗が出ます。そこで午後は避暑を兼ねて家内とでかけました。
 現地着13時、更衣室の衣類かごが二つふさがっていました。浴室の洗い場には二人の先客がアタマやカラダを洗っているのが目に入りました。


 そのときん!?なんか変です! 先客の後ろ姿が丸っこくてふっくらしています。よくみると何と年配の女性づれではありませんか!


 間違えて女湯に入ったかと思い、浴場入り口ののれんを確認しました。確かに男湯と書かれた青の、のれんでした。
 そのまま男湯に戻り、女性たちがこちらに気づいて出て行くまで、かけ湯を使って内湯に浸かることにしました。
 しばらくしてカラダを洗い終えた女性がこちらに気づいて連れを促して出て行きましたが、残った女性は染髪中だったのでアタマは泡だらけ! 洗い落とすのに手間がかかります。


 どうぞごゆっくりと云いたいところですが、そうこうしているうちに別の男性が入ってくる可能性があります。


 幸いにも、その恐れがなく無事に退去していきました。時間にして5~6分間くらいだと思いますが、私は女性たちに背を向けており、一部始終見ていたわけではありませんが、そこはなんとなく気配でわかります。


 ですが、この女性たちがアラフォーやアラサーの年代の方なら、勇を鼓して「どうぞごゆっくり」と云っていたかもしれません。(失礼)


 あとで女湯にいた家内に聞いた話では、脱衣中の処へ素っ裸の女性が水をしたたらせながら、飛び込んできたのでびっくり仰天したそうです。番台のおばさんは間違えて男湯に入ったと云っていましたが、色鮮やかな小さくないのれんをかき分け入らねばならず、どうして間違えたのか不思議です。

 以上が混浴の顛末です。お粗末さまでした。

 台風一過、抜けるように晴れわたった10月初のある日、銭湯に行きました。もうオロロの心配はありません。



 山あいの静かな銭湯はこれから錦秋を迎えます。


青空の下、錦秋をめでながら露天風呂にゆったりと浸かる。

 ささやかの楽しみです。


私の読書ノート(2) 「逆転の大中国史」

2016年09月28日 | 読書ノート

 

「逆転の大中国史」

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏推薦になる楊 海英氏の著書は正に蒙を啓くものといえるでしょう。

 「中国」正しくは「シナ」4000年の歴史は私たちが暗記させられた「夏・殷・周・秦・漢・三国・南北朝・隋・唐・宋・元・明・淸」のつながりの中で漢(シナ)民族の王朝は前漢・後漢の405年間と明の276年の合計681年で、宋は地方政権に過ぎないといいます。
 
 現在の中国のかかえる深刻な民族問題や外交上のトラブルはの多くは、他民族、多文化、宗教への不寛容、および関心の低さのあらわれだといえる。そして、その背景にあるのは、「中国=漢民族を天下の中心とみなす」、いわゆる「中華思想」なのだと楊氏はいいます。

  その中華思想が端的に表れている例が尖閣や南シナ海などでしょう。 
  
 こころみに地図の表示をシナを含むユーラシア大陸を南を上にしてみると、中国=シナは南方の一地域に過ぎないことがわかります。そして日本の南側には茫洋と太平洋が広がっています。
 
 著者は内モンゴル出身の帰化日本人ですが、記述にバイアスがかかっているといわれますが、巻末の参考文献によると多くの日本人による文献を参考にしています。

  ユーラシア史研究にかくも多くの優れた日本人先達がいるということは十分に誇ってよいことでしょう。
 
 本書を通読して楽しかったのは著者自身の撮影による遺跡や風物の写真でした。
特に遺跡の写真の数々はユーラシア大陸にこのような遺跡が多数存在していること知り驚きを禁じ得ません。
 
 桜井よしこ氏は「中国の実態をよりよく知り、己を知るためにも楊氏の著書は必読であろう」と述べておいでです。正にその通りです。

 


私の読書ノート(1) 「土漠の花」・「ジハーディ・ジョンの生涯」

2016年09月28日 | 読書ノート

 本や雑誌などの書籍を読むスタイルは個人によって様々でしょう。

 私の読書スタイルは日中と就寝時に異なるテーマの書籍を読みます。
つまり1日にテーマの異なる2冊の書籍を読んでいる事が一般的ですが
同一の書籍を日中から就寝時に継続して読むこともままあります。

 

 「土漠の花」 

 

  某週刊誌の文庫紹介で「自衛隊をリアルに描くサスペンス3冊」で知りました。
速攻で図書館に貸し出し申請して1番目に落掌しました。他の2冊は1週間遅れで落掌しましたが現在未読です。

 この小説の舞台はジブチ・ソマリア・エチオピアの三国が間近に接する国境地帯です。

 「NHKクローズアップ現代」でも["破綻国家"襲撃の潜入ルポ~混迷するソマリア・南スーダン~]として取り上げられており、氏族間の内紛をめぐって抗争が絶えません。

 小説は氏族間の抗争に巻き込まれて死傷者をだしながら壮絶な撤退戦を展開する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たちの物語です。
 ネタバレ回避で詳細は述べませんが、手に汗を握るリアルなアクションの描写は正に冒険小説の王道をいくものでしょう。
 
 我が国は「安全保障関連法」成立1年を迎えました。この小説は「安保法」制定前に執筆されていますので、戦闘や死傷者の事実はすべて事故として処理され表沙汰になることはない設定になっています。
 
 日本政府は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で「駆け付け警護」を11月に派遣を予定する部隊に付与できるか近く判断することになりました。「安保法」の運用段階が本格的移行に伴って海外での武器使用が増え、戦闘に巻き込まれるリスク拡大は避けられないし、殉職者や戦傷者がでることもあるでしょう。
 
 万が一戦闘に巻き込まれ殉職者や戦傷者がでた場合、政府は事実を隠蔽することなく国民に開示するとともに、殉職者・戦傷者および遺族・家族の方には国として、できる限りの栄誉・処遇でもって報いて欲しいと思います。

 

「ジハーディ・ジョンの生涯」

  2015年1月20日、日本中に衝撃が走りました。オレンジ色のジャンプスーツを着せられた湯川遥菜さんと後藤健二さんの間にナイフをを振りして威嚇する覆面・黒装束の通称「ジハーディ・ジョン」の画像がイスラム国から公開され、72時間以内に日本政府は2億ドル支払えというメッセージを発しました。


 しかし安倍首相は日本はテロリストとは交渉しないと断言しました。
 
 2月24日イスラム国は斬首された湯川氏の写真を掲げる後藤氏の映像を公開しました。後藤氏は自分の命と引き換えにヨルダンに拘束されている女性自爆テロリストの釈放することだとの英語メッセージを読み上げました。このあと紆余曲折があるのですが最終的には交渉は不成立となりました。
 
 そして運命の2015年1月31日イスラム国は後藤さんを斬首した映像を公開し、ジハーディ・ジョンと呼ばれるようになったジハーディストはメッセージを発しています。

 そのメッセージの後段で「いかなる場所においても、引き続き日本国民を殺すだらう」と恫喝しています。
 
 私は後藤さんの映像をYouTubeで見たのですが、遺体の腹部の上にのせられ驚愕の表情を浮かべた後藤さんの映像に衝撃をうけました。

 そして、なぜこのような理不尽で冷酷なことができるのか、やりきれない思いがこみあげて来ました。この映像はすぐに削除されて現在は見ることができません。

 ジハーディ・ジョンは日本人処刑を最後に表舞台から姿を消しました。

 その理由はいろいろと云われていますが、ひとつには彼の正体がクウェート難民でロンドンに育ったムスリムのモハメド・エムワジであったということが暴露されたことがあげられます。

 著者のロバート・バーカイク氏はジョン即ちエムワジと会った唯一のジャーリストだということです。そして著者はどのようにしてエムワジがテロリストに変身していったか、いろいろな角度から考察しています。

 エムワジは米国から飛来したドローン プレデターによって爆殺され無残な最期を遂げますが、これで終わりではないと著者はいいます。

 即ち「モハメド・エムワジは殺されても、ジハーディ・ジョンの代わりはいくらでもいる」としてこの評伝が終わっています。
 
 今日、テロのニュース報道は後を絶ちません。

 日本人がムスリムとなりイスラム過激派に洗脳されてテロリストに変身して、日本国内や外国でテロを起こすといったことも十分想定されます。

 一見平和そうに見える日本ですが政治や宗教目的で暴力に訴えるテロもいつ起こるかわからない状況であるといえます。海外のテロ事件は他人ごとではなく、私たちも常にテロの危険性にさらされていることを忘れてはならないでしょう。


 一方において例えばムスリムであるがためにいわれなき偏見から差別・迫害されるといったこともあり得ることです。

 ここに冷静な判断が必要とされますが、なかなか難しいといわざるを得ません。

 


原因不明!? ...ネットに接続できない...

2016年09月19日 | パソコン
 新ブログを開設しました。

新ブログは以下のトホホな出来事からのデビューです。

 ある日、友人のM君から電話があり自宅で使用しているノートPCでネット接続が出来なくなったので見てほしいとの連絡がありました。

 M君はPCに関してはあまり詳しくないので、こうした場合PC持参で拙宅へ来てチェックするのですが、今回はなんとなく虫の知らせというか、そんな感じがしたのでM君宅へ出向いてチェックすることしました。

 M君のネット環境は光での有線接続です。
OSはWindows10 Home 32bit、ブラウザはMicrosoft Edge・Google Chromeを
使用しています。
調べてみるとOS・ブラウザは正常に立ち上がるのですが未接続のため
コンテンツが表示されません。
当然、メールの送・受信も出来ません。

 ソフト面からは問題ないようですのでハード面からチェックします。
まずルーターですが電源は入っており表示ランプも正常に点灯していますが
念のためリセットしてPCを再起動しましたが、それでも未接続状態です。

 次のチェックはLANケーブルです。
PC側・ルーター側にちゃんと接続されているかどうか目視では
問題なさそうですが念のため確実に差し込まれているどうか手で
チェックしました。
ルーター側問題なし、
PC側カチッ(ん!?)の音ともにLAN端子が更に押し込まれました。



 間をおかずにコンテンツがが表示されネット接続が正常になりました。
メールも問題なく利用できます。

 つまり原因はPC側へのLAN端子の差し込み不十分によるものでした。
肉眼では正常に見えますが、微妙なスキマが残っていたようで、
このために接触不良となり未接続になったものです。

 これにて一件落着めでたしめでたしですが、
なんともしまらないトホホな結末です。

 私もM君も貴重な体験をしました。「他山の石」とします

 しかし、このケースは看過できない問題をはらんでいます。
まかり違えば「原因不明!?」となる後味のわるいケースになる可能性があります。
LANケーブルの確実な接続が行われない限り、いくらPCやルーターをいじってみたところで問題は解決できません。

 M君がPCを抱えて拙宅へ来るときは当然ながらLANケーブルを外してきます。
拙宅でのネット環境は光での有線・無線の両環境ですが、これまでM君のPCは拙宅では有線・無線の両環境で問題なく接続できています。

 では、最初から私がM君宅へ行かずにM君が拙宅へPCを抱えてきて接続テストをしたら
どうなるでしょうか。まず、殆ど問題なく接続可となる可能性が高いでしょう。

 そこでM君は自宅へとって返し再接続にトライします。
LANケーブルが確実にPCとルーターに接続されていることが確認できたなら、この場合も殆ど問題なく接続可となる可能性が高いでしょう。

 そうなると、M君宅での未接続は何だったのでしょうか、こんな些細なことが
原因不明」ということになります。

 「原因不明」とは嫌な言葉ですね。「事故の原因は不明」・「病気の原因は不明」とかがよく云われます。

 ですが私にいわせれば精査しないで中途半端な調査に終始すると原因不明
なるケースが少なくありません。

 勿論、本当に原因不明となるケースもあるでしょう。
その場合でもあきらめずに精査し不明を解消する努力が続けられるべきでしょう。


 私が日頃、心がけていることに[A・B・C]ということがあります。

 これは某(名前は失念)経営コンサルタントの方がある講演で云われたことで、
A[当たり前のことを]・B[ぼんやりしないで]・C[ちゃんとやる]ということを意味します。

当然やるべきことを事をいい加減にやったため事故や失敗が起きた事例は枚挙にいとまがありません。

「初心忘るべからず」といいますが、[A・B・C]は正にそれです

 ところで「初心忘るべからず」は室町時代の能役者世阿弥があらわした秘伝書「風姿花伝」の中にある言葉ですが、世阿弥は秘伝書のなかで珠玉の名言の数々を遺しています。

「初心忘るべからず」はその名言の一つですが、世阿弥のいう「初心」はちょっと意味合いがちがいます。

 詳しくは秘伝書の解説書が沢山でていますので興味のある方は
ググってみてください。

 なお、当ブログのタイトルに「風姿花伝」を使用していますが、
特に意味はありません。

 ここまで長々とお読みいただきありがとうございました。