(7)傲慢その7 「国会はいらない」
以前、安倍氏は「私は立法府の長です」と発言した。
これは「行政府の長」と言うところを間違えたとは、私には思えない。
つい本心が出てしまったのだろう。
安倍氏にとって国会は、法案を速やかに承認させ、成立させる場でしかないのでは?
下の記事の大野さんの言葉の一部を引用させて頂きます。
「この選挙は、与党が勝って野党が負けたという総括でいいのだろうか。
勝ったのは行政府で負けたのは立法府なのではないか。
意表をついた解散総選挙による議会の弱体化を、首相の巧みな戦略だとか、
それが議院内閣制だと評することはできるかもしれない。
しかし、その行き着く果てにあるのは、
行政府の従属物としての立法府だ。
それで国民がますます代表されているという感覚を失えば、
民主主義は成り立たなくなる。
選挙で与野党が勝ったり負けたりするのは当然だとしても、
国民を代表する立法府が敗北してはならないはずだ」
(引用ここまで)
①「(日曜に想う)民意を担えぬ立法府の敗北 編集委員・大野博人
10月29日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13203801.html
(8)傲慢その8 「内閣さえ機能すれば」
安倍氏は「緊急事態条項」を憲法に盛り込もうとしている。
これは使い方によってはとても恐ろしいものだ、と私は思う。
自民党憲法改正草案より引用します。
(緊急事態の宣言の効果)
第九十九条 緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、
内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、
内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、
地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。
2 前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、
事後に国会の承認を得なければならない。
3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、
何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において
国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して
発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。
この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の
基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。
4 緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、
その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、
両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる。
●安倍氏は緊急事態=災害時と強調するが、「緊急時」と判断されれば何でもありなのでは。
内閣が法律と同等の政令を作ることができ、何びとも国などの指示に
従わなければならなくなる。
緊急事態とはどういった時か? それも内閣が決めることになる。
しかも全てが、国会は事後承認なのだ。
私が考え得る緊急事態は、
たとえば複数の原発事故が同時に起き、首都圏を含むかなりの国土がダメージを受ける。
あるいは緊急緩和が進み、日本が世界から信用されなくなったとする。
円が売られ、大幅な円安が起きる。輸入に頼る日本の物価は高騰し、株価は暴落する。
国債は買われなくなり、利率を大幅に引き上げざるを得なくなる。
国債の利率の高騰に連鎖して、住宅ローンなどの利率も上がる。
極めつけは1000兆円を超える国の借金に対する利息が
膨大なものになり、財政が破綻する。
これはまさに国の緊急事態だ。緊急事態発令!
すでにマイナンバー制度で把握している国民の預金の供出を、内閣が独断で決める。
(将来的には、預金額どころかあらゆることが、マイナンバー制度によって
管理されるのでは?こうしたことからも、私はマイナンバー制度に反対です)
素人の私に思いつくのは、こうしたことです。
バカらしいと笑っていられるでしょうか。
国は、国を守るするためなら何でもする、と私は思います。
こうした可能性のある「緊急事態条項」を憲法に加えることに、私は絶対に反対です。
(9)傲慢その9「総理のご意向、総理のご偉効、
総理のご偉功、総理のご威光」
野党は国会で厳しく追及してください!!!!!
①「結局、すべて「総理のご意向」どおりに! 加計学園獣医学部が認可の見通し、
疑惑は何ひとつ晴れていないのに 11月2日 LITERA」
http://lite-ra.com/2017/11/post-3558.html
(10)「『改憲反対』『9条守れ』憲法公布71年、国会前で集会
11月3日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/ASKC35FPVKC3UTIL00V.html
●改憲に反対する4万人もの国民が、国会前に集まって声を上げた。
だが夕方のニュース番組でも、NHK「ニュース7」でも、
私が観るかぎり報道されなかった。
こんな大切な出来事を、メディアはなぜ報道しないのか。
メディアは何を恐れているのか!
朝日新聞も紙面の扱いは写真もなく、小さなものだった。
「文化の日」は、1946年11月3日の日本国憲法公布の日を記念して作られた。
「憲法記念日」は、1947年5月3日の日本国憲法施行の日を記念して作られた。
日本国憲法について考えるよい機会なのに、
イバンカ報道でカムフラージュしたのではないのか?
11月3日のテレビは、イバンカ一色だった。
国民の受信料で成り立っているNHKは、真っ先に報道する義務がある!
パフォーマンス政治をメディアは後押しするばかりで、
それで本当によいと思っているのか?
(10)-2「安倍政権下の改憲『阻止』 枝野氏ら4野党集会でそろい踏み
11月3日 東京新聞」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017110301001512.html
(10)-3「立民 枝野代表 憲法9条改正阻止で幅広く訴え 11月3日 NHK NEWSWEB」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171103/k10011209701000.html
(画像はお借りしました)
(5)「【拡散希望】『安倍9条改憲NO!全国市民アクション』
公式サイトオープンしました!
署名や集会の情報を発信していきます!各種共有ボタンで拡散を!
詳細は ↓
http://kaikenno.com/
(画像はお借りしました)
以前、安倍氏は「私は立法府の長です」と発言した。
これは「行政府の長」と言うところを間違えたとは、私には思えない。
つい本心が出てしまったのだろう。
安倍氏にとって国会は、法案を速やかに承認させ、成立させる場でしかないのでは?
下の記事の大野さんの言葉の一部を引用させて頂きます。
「この選挙は、与党が勝って野党が負けたという総括でいいのだろうか。
勝ったのは行政府で負けたのは立法府なのではないか。
意表をついた解散総選挙による議会の弱体化を、首相の巧みな戦略だとか、
それが議院内閣制だと評することはできるかもしれない。
しかし、その行き着く果てにあるのは、
行政府の従属物としての立法府だ。
それで国民がますます代表されているという感覚を失えば、
民主主義は成り立たなくなる。
選挙で与野党が勝ったり負けたりするのは当然だとしても、
国民を代表する立法府が敗北してはならないはずだ」
(引用ここまで)
①「(日曜に想う)民意を担えぬ立法府の敗北 編集委員・大野博人
10月29日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13203801.html
(8)傲慢その8 「内閣さえ機能すれば」
安倍氏は「緊急事態条項」を憲法に盛り込もうとしている。
これは使い方によってはとても恐ろしいものだ、と私は思う。
自民党憲法改正草案より引用します。
(緊急事態の宣言の効果)
第九十九条 緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、
内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、
内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、
地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。
2 前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、
事後に国会の承認を得なければならない。
3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、
何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において
国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して
発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。
この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の
基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。
4 緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、
その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、
両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる。
●安倍氏は緊急事態=災害時と強調するが、「緊急時」と判断されれば何でもありなのでは。
内閣が法律と同等の政令を作ることができ、何びとも国などの指示に
従わなければならなくなる。
緊急事態とはどういった時か? それも内閣が決めることになる。
しかも全てが、国会は事後承認なのだ。
私が考え得る緊急事態は、
たとえば複数の原発事故が同時に起き、首都圏を含むかなりの国土がダメージを受ける。
あるいは緊急緩和が進み、日本が世界から信用されなくなったとする。
円が売られ、大幅な円安が起きる。輸入に頼る日本の物価は高騰し、株価は暴落する。
国債は買われなくなり、利率を大幅に引き上げざるを得なくなる。
国債の利率の高騰に連鎖して、住宅ローンなどの利率も上がる。
極めつけは1000兆円を超える国の借金に対する利息が
膨大なものになり、財政が破綻する。
これはまさに国の緊急事態だ。緊急事態発令!
すでにマイナンバー制度で把握している国民の預金の供出を、内閣が独断で決める。
(将来的には、預金額どころかあらゆることが、マイナンバー制度によって
管理されるのでは?こうしたことからも、私はマイナンバー制度に反対です)
素人の私に思いつくのは、こうしたことです。
バカらしいと笑っていられるでしょうか。
国は、国を守るするためなら何でもする、と私は思います。
こうした可能性のある「緊急事態条項」を憲法に加えることに、私は絶対に反対です。
(9)傲慢その9「総理のご意向、総理のご偉効、
総理のご偉功、総理のご威光」
野党は国会で厳しく追及してください!!!!!
①「結局、すべて「総理のご意向」どおりに! 加計学園獣医学部が認可の見通し、
疑惑は何ひとつ晴れていないのに 11月2日 LITERA」
http://lite-ra.com/2017/11/post-3558.html
(10)「『改憲反対』『9条守れ』憲法公布71年、国会前で集会
11月3日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/ASKC35FPVKC3UTIL00V.html
●改憲に反対する4万人もの国民が、国会前に集まって声を上げた。
だが夕方のニュース番組でも、NHK「ニュース7」でも、
私が観るかぎり報道されなかった。
こんな大切な出来事を、メディアはなぜ報道しないのか。
メディアは何を恐れているのか!
朝日新聞も紙面の扱いは写真もなく、小さなものだった。
「文化の日」は、1946年11月3日の日本国憲法公布の日を記念して作られた。
「憲法記念日」は、1947年5月3日の日本国憲法施行の日を記念して作られた。
日本国憲法について考えるよい機会なのに、
イバンカ報道でカムフラージュしたのではないのか?
11月3日のテレビは、イバンカ一色だった。
国民の受信料で成り立っているNHKは、真っ先に報道する義務がある!
パフォーマンス政治をメディアは後押しするばかりで、
それで本当によいと思っているのか?
(10)-2「安倍政権下の改憲『阻止』 枝野氏ら4野党集会でそろい踏み
11月3日 東京新聞」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017110301001512.html
(10)-3「立民 枝野代表 憲法9条改正阻止で幅広く訴え 11月3日 NHK NEWSWEB」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171103/k10011209701000.html
(画像はお借りしました)
(5)「【拡散希望】『安倍9条改憲NO!全国市民アクション』
公式サイトオープンしました!
署名や集会の情報を発信していきます!各種共有ボタンで拡散を!
詳細は ↓
http://kaikenno.com/
(画像はお借りしました)