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【心 de 経営】『書話力』を高める 7106 「書話」が上手にできない人に共通している点

2024-12-12 12:21:00 | 【専門業】 プロの表現力

  【心 de 経営】『書話力』を高める 7106 「書話」が上手にできない人に共通している点 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-700 「書話」とは何か? ビジネス表現力を身につける

 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
  
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
 
■7106 「書話」が上手にできない人に共通している点 
 既述の通り、私自身は「書話」の専門家ではありません。しかし、経験だけは豊富です。とりわけ、こちらも専門外ですが、「論理思考」を永年経験してきたことから、その一貫で「ロジカル・ライティング」があります。
 その経験から、周囲を見てみますと、「書話」が苦手という人に共通していることがあるように思えます。私が感じていることを、ロジカル・ライティングの観点から、いくつかご紹介しますので、参考にしてくださると幸いです。

 書話が上手でない人というのは、「何を言いたいかわかりづらい」と言われることが多いのではないでしょうか。
 それらの人から共通して感じられることは、私自身の失敗と通じるものがあり、「自分の言いたいことが整理できてない」ということです。そのために、自分の言いたいことが、聞き手に伝わらなかったり、誤った形で伝わってしまったりしているのです。
 文章を書いたり、お話の準備をしたりするときに、「自分は、ここで何を言いたいのか、何を書きたいのか」を文字にして、それを時々見ながら準備作業を進めます。私は、目的にそって準備が進んでいることを、そのようにチェックをする度に、電車の運転手さんが指さし確認をするように、「これでよし!」と声に出します。周囲に誰かがいるときには、運転手さんの指さし確認のような動作で、自分を鼓舞するようにしています。

 雑談の途中で、話題が横にずれていったり、時には突然とも思えるほど、話題がジャンプしてしまう人がいます。ところが、ご本人は一向に気にせずに、等々と話を続けています。本題に沿ってはいるのですが、事例や体験談に変わってきて、自分の世界での話になってしまいます。その状況を読めないことが多いですので、言っていることが何であるのかを聞き手が解らないで居るのです。
 会議の席で、議題とはかけ離れた話をする人もいます。議長が、それを正そうとせず、会議そのものが中途半端な内に終了し、何も決まらない、雑談会で終わってしまうのです。
 それらの人の大半が、自分の思考の中のイメージが、話し相手も同じと考えて話していることが多いのです。飛び出した言葉が、聞き手にとって何を言われているのか理解不能でるのに、話が進んでしまうのです。



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