■ 事業承継に10年は必要 9918
中小企業の事業承継問題がクローズアップされる中で、「事業承継には10年は必要」と考え、実行した経営者がいる。自動車や半導体製造装置、産業用ロボットなどの部品加工を手がける中農製作所(大阪府東大阪市)の中農(なかの)康久会長だ。「会社の成長を担ってくれる可能性」を判断基準に慎重に検討した結果、自身の長男ではなく、長男より4歳若い従業員を後継者に抜擢した。
中農会長が事業承継を意識したのは50歳になった1997年。創業者である父の茂氏から42歳で社長を引き継いで8年目のことだ。早い段階で次の事業承継を考えたのは、就任直後に経営者として未熟さを痛感したからである。「加工・生産技術は父から徹底的に学んだが、経営とは、経営者とは何かといった視点では何も教えてくれなかった。後継者にはそうした苦労をさせたくなかった」と語る。
数年かけて、社長にふさわしい人材が社内にいないか探した。長男の中農健太氏も入社したため、「後継者選びでは相当悩んだ」という。熟慮の末に選んだ結論は、高校を卒業して入社8年目の従業員への承継だった。2006年、26歳という若さで営業部長を務めていた西島大輔氏を夕食に誘い、次期社長を内示した。「企てが好きで率先垂範。切れ味抜群で明るい」という点を評価し、会社の成長を任せられると判断した。
中農氏はまず、自社の財務状況や歴史を伝えた。会社の強みや弱みを分析するSWOT分析や経営計画を一緒に議論して作成し、社員の昇給・昇格・賞与の原案作りや「知的資産経営報告書」作成のリーダーを任せた。2008年に工場長、2011年に取締役に就任させ、従業員や取引先に次期社長となることをアナウンスした。6年間にわたる“伴走”期間を経て、2013年5月に西島氏は3代目社長に就任。中農氏の期待通り、ベトナムへの工場進出や自社開発の洗浄機を外販するなど新分野への進出を図り、売上高と利益率アップに貢献した。
実は中農会長は、悩み抜いた後継者選びについて一つの結論を出していた。西島氏に「攻めの経営者」を託す一方で、健太氏を取締役・財務責任者として「守りの経営者」と位置づけた。自身の経験から「攻めと守りを一人でコントロールしていては会社が成長しない」と考えたからである。今年40歳となった西島氏は「50歳になったら後任に譲りたい」と話し、4代目の社長も従業員出身者となる可能性は高い。これに対し、中農会長は「西島と長男の二人の裁量に任せる」と言い切り、「会社の成長を担ってくれる可能性を判断基準にすることだけは継承してもらう」と釘を刺す。事業承継に15年をかけた経営者の信念である。
出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成
17 | ■ 将棋の日 将棋の日(しょうぎのひ)は、日本将棋連盟が1975年に定めました。この日の前後には毎年将棋にかかわるイベントが開催されます。 その起源を辿りますと、八代将軍徳川吉宗のころ、毎年11月17日に「御城将棋の日」として将棋大会を行っていたので、この日を選んで、「将棋の日」としたといいます。 因みに徳川家康は・・・・・<続き> |
18 | ■ 肺癌撲滅デー 11月18日は、「肺がん撲滅デー」です。 2000(平成12)年9月に、東京で開催された国際肺癌学会が制定しました。アメリカでも11月第3週は「たばこ警告週間」となっています。 日本肺癌学会は・・・・・<続き> |
19 | ■ 鉄道電化の日 ハイビジョン・ウィーク 1956(昭和31)年11月19日に、東海道線で電化が為されていなかった米原と京都間がようやく電化され、東海道本線全線が電気で結ばれました。 これを記念して、鉄道電化協会が1964(昭和39)年に、11月19日を「鉄道電化の日」として制定しました。 新幹線が数分おきに ・・・・・<続き> |
20 | ■ピザの日 産業教育記念日 凸版印刷が1995(平成7)年に11月20日を「ピザの日」として制定しました。ピザの原型であるピッツァ・マルゲリータを考案したのがウンベルト1世の妻・マルゲリータですが、彼女の誕生日がこの日であることに因んでいます。 ピザがイタリア文化のシンボルことをPRするための日であるとのことです。何故、凸版印刷が、イタリア文化について関心を持つのかは、わかりません。 日本では ・・・・・<続き> |
21 | ■ インターネット記念日 世界テレビ・デー 産業教育記念日 iPadなどが普及し、テレビを見る機会が少なくなっている反面、テレビでもインターネットを利用できる環境となって来ました。テレビとパソコン類との融合化の過渡期と言えます。 1969(昭和44)年11月21日は、インターネットの原型であるARPAネットの公開実験が実施されました。これを記念して「インターネット記念日」が制定されました。 もともとは ・・・・・<続き> |
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■ いい夫婦の日 「いい(11)ふ(2)ふ(2)」を「いいふうふ」と読ませ、その語呂から、11月22日は「夫婦の日」です。 ある統計によると、日本人夫婦の60%が仲が良い夫婦であると認識しているそうです。一方で、別の統計によると「来世でも同じ日とを伴侶にしたいか」という質問に対しては「したい」と回答した日とは20%に充たないとのことです。 矛盾しているようでもあり、納得・・・・・<続き> |
23 |
■ いい兄さんの日 勤労感謝の日 11月23日は、「11(いい)23(にいさん)」という語呂合わせから、11月23日は「いい兄さんの日」です。 因みに、姉妹型研究家として知られる漫画家の畑田国男が1992(平成4)年に提唱し、「弟の日」は3月、兄の日が6月、妹の日が9月、姉の日が12月の各6日に制定されています。 ・・・・・<続き> |
18 | 日:大饗の儀(2回目) 、米ロサンゼルス自動車ショー |
19 | 欧州新車販売 |
20 | 日:安倍首相の通算在職期間2887日(歴代最長)・貿易統計(財務省)、米FOMC議事要旨 |
21 | 日:連合発足から30年 |
22 | G20外相会議(名古屋市、23日まで) 、日:天皇・皇后両陛下が伊勢神宮参拝・消費者物価指数(総務省) |
23 | 日:ローマ法王が来日(26日まで)、GSOMIA失効期限 |
詳細は、こちらの当協会ホームページをご確認願います。
http://www.jmca.or.jp/seminar/indexseminar.htm
テーマ |
首都圏支部主催研修会『知修塾』 |
副テーマ | |
開催日 |
11月21日(木) |
開催時間 |
18時30分 ~20時15分 (105)分 |
開催地 |
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講師名 |
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主催者 |
日本経営士協会 首都圏支部 |
講習区分 |
研修会 |
対象科目 |
コンサルティング技術 |
取得単位 |
0.5単位/回(講師が認定講師の場合には1単位) |
詳細情報 | 首都圏支部 |
主テーマ |
九州・中国支部 一泊研修 |
副テーマ | |
開催日 |
11月22日(金)~23日(土) |
開催時間 |
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開催地 |
宮崎市 |
講師名 |
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主催者 |
日本経営士協会 九州・中国支部 |
講習区分 | |
対象科目 | |
取得単位 | |
詳細情報 | 九州・中国支部 |
■ 特別公開セミナー 11月23日
日本経営士協会 基礎8科目講習会
営業管理 初級 Ⅰ・Ⅱ 講習会
【講師】 今井 信行 氏
日本経営士協会 経営士
■ 講演主旨
経営環境の高度化・多様化・複雑化に”光速”変化が加わり、昨日の経営手法が直ぐに陳腐化し ます。一方で、経営士としては、専門分野だけではなく、裾野の広い知識やコンサルティング技術 の習得は不可欠です。日本経営士協会では、その趣旨に沿って基礎八科目の中でも基本4科目の受 講が、原則として会員に求められています。(専門分野受講免除制度あり)
多くの会員が苦手としています営業部門のコンサルティングですが、その基礎知識を修得してい ますと、自分の専門分野のコンサルティングに幅を持たせることができるようになるでしょう。営 業・マーケティング講習会は三部構成になっていますが、その中でも最も日本経営士協会の伝統が 色濃い「営業管理講習会初級」を、大先輩達の意思やノウハウを引き継いでいる今井会長が、わか りやすい語り口で紹介してくれます。
営業部門とは縁の遠いとお考えの会員でも、なにを学ぶべきか、どの様に学ぶべきかを知ること ができるでしょう。その結果、営業部門のコンサルティングにも、先輩会員と共に共業・共用・共 育してみようという気持ちが起こってくるかもしれません。
ベテラン会員の口から、日本経営士協会の伝統的なノウハウを直接聴く機会は、それほど多くはありませ ん。万障をお繰り合わせの上、参加し、「機会損失」をしないようにして下さい。
■ 講習対象者
◇ 非会員(ビジター)様
将来経営コンサルタントを目指している方には、経営コンサルタントになるには、どの様な 知識を持っていれば良いのかを確認するためにも受講をおすすめします。当協会に入会を希望 されたり、資格取得を希望されたりする場合には、この講座を受講することにより、営業・マ ーケティング科目のペーパーテストが免除されます。
中小企業診断士資格取得を検討したり、準備中であったりする方には、知識整理のために、 日本経営士協会 基礎8科目講習会 営業管理 初級 Ⅰ・Ⅱ 講習会 【講師】 今井 信行 氏 日本経営士協会 会長 経営士 受講をおすすめします。また、すでに中小企業診断士資格をお持ちの先生におかれましては当 協会にて、実務力養成のために入会されるときに課されますペーパーテストの一部が免除され ます。是非、この機会に受講されることをお薦めします。
◇ 日本経営士協会会員 研究会員、一般会員、経営士補会員、経営士Cクラス会員
上記に該当する当協会会員におきましては、必須科目でもあり、単位取得の対象となって います。各地で開催されます講座を受講して下さい(Web 受講も可能です。詳細につきまして は別途ご案内致します)。受講していない場合には、昇格試験にて合格ライン以上の得点をと る必要があります。
なお、営業・マーケティング分野で、コンサルティング実積ないしは販売士の資格を有する 会員で、受講免除申請を行い申請が承認されますと、当該科目の受講が免除されます。
上記以外の会員でも、自分の知識や技能を復習することにより、基礎力の裾野を広げたい会 員や、営業・マーケティング科目認定講師資格取得を希望する会員には、是非とも受講をおす すめします。
会場参加のみならず Web 受講も可能です。使用されているパソコンに『skype』がダウン ロードされていれば、お住いの場所に係わらず事務所・自宅等で講習会を受講できます。
◇ 日本経営士協会 営業・マーケティング初級認定講師
当協会の営業・マーケティング初級認定講師で、当該科目を受講していない会員は、認定 後一年以内に当講座の受講が義務づけられています。期間内に、当協会本部が全国で開催する いずれかの会場で受講しませんと、認定が取り消されます。なお、営業・マーケティング科目 以外の認定講師につきましても、当該講座を受講することを強くお勧めします(Web 受講も可 能です。詳細につきましては別途ご案内致します。)。
■ 営業管理初級講習会カリキュラム概要
経営士として求められる営業・マーケティング分野に関する基本的なコンサルティング・ス キルや知識を取得するために、営業管理初級講習会を以下に示すように2回に分けて 開催します。各講習会の項目及び内容については都合により変更される場合もあります。
1 回目:営業管理初級Ⅰ講習会(令和元年10月12日(土)開催)
第一章 時代が求める営業とは
営業部門には旧癖が続いている
営業活動とは
営業活動の流れ事前準備とアプローチ
営業活動の流れニーズの把握
営業活動の流れ提案からクロージングまで
第二章 営業強化は温かい管理から
営業部門に不可欠な温かい管理とは
智慧の蓄積が管理の基本
正しいPDCAの「P」とは
正しいPDCAの「D」とは
温かい管理の「C」とは
2回目:営業・マーケティング初級Ⅱ講習会(令和2年1月25日(土)開催)
第三章 営業戦略と計画立案のコンサルティング
営業戦略の基本的な考え方 合理的な営業計画の立案 必要な売上高の算出 営業方針・計画の徹底と必達術
第四章 時代に即した営業部門を創るコンサルティング
正しいPDCAの「C」の実務 顧客管理を重視したコンサルティング 営業パーソン研修で強力部隊作り 社内での情報収集術とコミュニケーション 営業パーソン管理の基本は営業日報
営業・マーケティング分野に精通している認定講師が、営業管理における基礎知識について分かり易く講義致します。
■ 講師プロフィール
特定非営利活動法人 日本経営士協会 経営士 今井 信行 氏
アメリカで経営学、マーケティングを学び、日本の商社で輸出入業務や新 商品開発と市場導入などを担当。ニューヨーク駐在所長、アメリカ法人役員 などを歴任後、経営コンサルタントとして独立。製造業を中心に、マーケテ ィング思考の経営戦略支援をし、国内だけでなくグローバルな活動をしてい る。
日本のコンサルタントの地位向上・若手育成に力を注いでいて、「コンサルタントのためのコンサルタント」と呼ばれる。日本経営士協会理事長・会長、日本コンサルタントアカデ ミー学長他各種の要職を経て、今日に至る。
ソフトバンク「営業管理職のためのパソコンノウハウ」、日経BP社「表計算ソフトのビジネス活 用」、秀和システム「ロジカル・シンキングがよ~くわかる本」「あたたかい管理のための管理会 計の教科書」、グロマコン出版「発展し続ける企業の秘密の道」、アメリカ・マグローヒル社「ア メリカにとって今が対日進出のチャンス」をはじめ、著書や論文・寄稿・講演など多数。
■ 開催日時・会場及びお申し込み先
営業管理初級Ⅰ/Ⅱ講習会は下記内容にて開催されます。
科目 及び 日時
営業管理初級講習会
初級Ⅰ 令和元年11月23日(土)13:00~16:00
初級Ⅱ 令和2年01月25日(土)13:00~16:00
受付
初級Ⅰ 令和元年11月23日(日)12:30~
初級Ⅱ 令和2年01月25日(土)12:30~
対象
・一般企業の経営者・管理職、大学・大学院生
・当協会会員及び入会希望者
・営業・マーケティング初級講習会を未受講の当協会営業・マーケティング 初級認定講師(受講必須)
会場
飯田橋白王ビル3F会議室 東京都文京区後楽2-3-10
定員
20 名(先着順)
受講料
お申し込み後、別途振込先を連絡いたします。
ビジター様 各回6,000円(前納振込/各開催毎)
2回セットで10,000円(前納振込)
日本経営士協会会員 (Web 受講も可能です)
各回3,000円(前納振込/各開催毎)
2回セットで5,000円(前納振込)
お問合 及び 申込
*受講に関する問い合わせ及び申込
日本経営士協会 講習会担当事務局
E-Mail:左の「E-Mail」をクリックするとメーラーが立ち上がります。
電話:03-6801-6630(清水または古川まで) FAX:03-6801-6130
お申込時に、会場に参加されるか、またはWeb受講を希望されるか、どち らの方法で受講されるかをお伝えください。
*Web 受講に関する問い合わせ
zoom を使用しての受講となります。受講申し込み終了後、参加 URL をお知ら せします。
問合先:稲葉隆治 電話:080-4055-0178、
E-Mail:左の「E-Mail」をクリックするとメーラーが立ち上がります。
当日連絡先
稲葉隆治 電話:080-4055-0178
■ 受講特典
取得単位:2 単位/回(2回セットで 4 単位)取得する事ができます。
また、会員は昇格試験時に、営業・マーケティング科目のペーパーテスト受験が免除されます。 非会員様は、入会・資格審査時に、営業・マーケティング科目のペーパーテスト受験が免除されます。
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