■■【心de経営】 采根譚07 前集 五十六 口頭の禅、眼前の花 実践編36
【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。
【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏
北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。
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参考文献 采根譚 (解説:井原隆一) プレジデント社
■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一) : 前集 五十六 ■■
【読み下し文】
【コメント】
スティーブ・ジョブス、マイケル・ジョーダン等、世界の成功者には「禅」愛好家が多いことで知られています。ものごと一点に全てを集中する力、これこそ禅の極意というそうです。
ジョブズ氏の言葉に禅を学んだものにしかわからない感覚があって、「捉えにくいものの声が聞こえるようになる」「直観が花開く」という言い方をしております。このことからも数々の革新的なアイデアは禅が影響していると言っても過言では無いとまで語っております。実際、アップル本社には坐禅部屋があるそうです。
わかっているようで、一番知らない自分と向き合う、自分は、何かの意味があってこの世に生かされていると自覚することによって自分の人生を生きて行く事に最大限の努力を払うことができるのです。
また、あらゆる場面で過去の業績より、未来に挑戦する心の方が価値ある。つまり、いかなる場所、いかなる状況に於いても挑戦者となり、後世のために役立つように尽力することが、大切であります。事業に成功した人は常に慈しみの心で徳行を重ね、人に優しく、自分に厳しくありたいと申しております。
さて(特)日本経営士協会に於いてコンサルタントとして求められる資質には、対人関係構築力、思考能力、体力&精神力、そして最も重視されるのが、プロフェッショナル・マインドでしょう。
短時間で広い経験を積むことが出来る様プロジェクトに参画し、様々な業種の様々な業務の体験を重ねて、プロジェクトの管理機能や予算管理機能も含め、サポートできるチームでありたいです。
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