岸田首相の支持率続落を受けてなのか…急に岸田首相が『街にでて庶民の声を聞いてますよ』的なニュースが多くなってきた。
こんなんわざわざ垂れ流すより、国会討論をきちんとクローズアップしていくべきなのに、日本のマスコミはほんと腐りきったなと思う。そりゃあ、世界の「報道の自由度ランキング」71位になるわな。日本の場合、自由を自ら捨てにいってるから、余計にたちが悪い。
そんな岸田首相が「円安メリット生かす1万社を支援する」と表明した。
…この人、おバカさんなのだろうか…安倍政権から輸出大企業(円安だと得をする)を優遇する政策を続けてきた結果が、いまの日本だ。円安と物価高を加速させている。支援するべきところが違うから、物価高に実質賃金が追い付いていかない。アメリカのニューヨークは日本より物価高だというニュースをこの前みた。しかしアメリカではというか他国では実質賃金の上昇が物価高に追いついているのだ。
さも日本より物価が高いから、日本はまだまし的な報道は完全なミスリードだ。
そこにきて円安で儲かっている企業をさらに税金を使って支援する?
しかもこれを、商店街と企業を視察した後に発表した。
いったい何を聞いてきたんだろうか?
岸田首相がやろうとしていることは、国民を支援することではない。ガソリン価格の高騰に対して政府の政策は、元売りに補助金を出すことだった。これのお陰で元売りの最大手「ENEOS」は史上最高の売り上げとなった。昨今の電気料金高騰に対して政府は、電力会社に支援を行う見通しだ。
果たして価格高騰を防ぐために100%使われるのだろうか?まあ、まず使われないだろうな。
自民党が狙っているのは、こういった企業からの見返りだ。政治献金と組織票。これさえあれば彼らはどんな不祥事を起こそうと生き残れる。
私たち国民が無関心なうちは。
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