変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

股関節症と共に歩んできた30年④

2020-05-27 13:04:57 | 保存療法

湿気が体にまとわりつきます。
梅雨が近いのでしょうか?

昨日は、約2ヶ月ぶりに東保理学療法士のセッションを受けました。
自分では、ちっとも良くないと思う筋肉の状態も東保先生が、
筋肉の状態、悪くないですよ。と言っても貰うと そうかなぁーと
まんざらでもないが、やっぱり普通には歩けない!
悲しいが・・・

筋力を調べると、悪い足左足と、まぁまぁの足の違いが違い過ぎる、
と言われた。
自分でもそう思う。わかっていてもどうしようもできない悲しさよ(泣き)
また、他の股関節患者さんたち数名は、動かなく自粛していたことで
かえって良くなっていたそうでした。

普段から、動きすぎているようだった、と先生は。

でも、皆さんの気持ち分かり過ぎるくらいわかります。
まったく、動いている筋肉(活動量が少ないので)また、筋肉が良いとも思えない、
私たち患者からしてみたら、まったくどうしてダメなの❔と思えるのですが。
そのくらい、専門家がみたら、、動きすぎはよくないということでしょうか?

だから、難しい病気なんだと思われます。



〇〇さん、昨日はお電話ありがとうございました。
言われた通り、マスクの耳ゴムにアイロンかけてみましたが、
1つはうまくいき、他の数枚はまったくつかず、あきらめました。ダメでした。
ホチキスでとめて使用します。
 

さて、今日は、
9年前のABEメソッド 悠遊会での配布資料からの続きです。




   『股関節症と共に歩んできた30年』渡辺千賀子さん(当時71歳)


■保存療法の限界=敵は本能寺にあり!!
手術後に、私の考えを180度転換させたことは「保存療法には限界がある」と
いう感想である。変形性股関節症は進行性であり、次第に可動域が狭まってくる
のが特徴である。

私の場合、運動療法の成果があり、あの強烈な股関節痛からは
開放されたが、年と共に、硬直感.腰痛.膝痛.肩痛.腕痛.筋肉痛などの症状に
悩まされる度合いが増してきたように思う。

身体は、正常な姿勢を維持できなくなると
代償動作を駆使して痛みから逃れようとする。
そのような動作を繰り返しているうちに
骨格までが変形し、果てには内臓にも影響するに違いない。

リハビリは、代償動作にならないように意識して行うのがポイントであるにも
かかわらず、実生活においては全く意に反する動作、
つまり代償動作こそが、
快適で自然なフォームに感じられるのであるから厄介なものである。

私たち患者は第三者(トレーナーなど)による姿勢.動作チェックを受けない限り
自分のボディーイメージが正しい軸から外れだしていることに気が付かない。
更に可動域の狭小化によって、出番を失った筋肉が、使用しないでいるうちに
次第に衰え委縮して使い物にならなくなってしまう。

私の場合、中殿筋の状態が、予想以上に悪くぼろぼろになっていたことが、
手術を受けて初めて解った。
まさに「敵は本能寺にあり」である。




~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~~~

緊急事態解除されたとは言っても、
安心し過ぎないように警戒心は忘れずに
お体気を付けましょうね💛



       『変形性股関節症に負けないでね!』

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