後4日で日本を去る。
疲れた。いつもであるが、アメリカに帰って、バケーションが始まる。post Vacation と名付けようか。3週間が一番良い長さかも知れない。今回のように5週間、あるいは3年前の2か月滞在のフランスは、やはり長すぎる。
今回の様に5週間、全く母との同居もひょっとしたら最後かも知れない。あるいはもう少し母が介護を必要とするようになって、私の滞在が長期化したとしても、同室での同居にはなるまい。双方とも、自身のペースは守ってはいたが、何しろ年代の差がある者同士の一部屋での同居は、快適さが違う。人間、快適さは必須である。自身の心身の健康の維持には不可欠なものである。従順になってしまった母であるが、私同様の思いであるに違いない。私の短期の外泊時、部屋の掃除や、寝る前に好きな歌をいつもの様に聴いていたようである。まだ自身の生活は、最低限維持できる彼女であるから、私同様少しの快適さを欠いていたに違いない。
今回も、最大限母に尽くしたと思う。これ以上のことは出来なかったと思えるとき、後悔は襲ってはこない。アメリカと日本の距離は大きい。別れの時は痛いほど辛いが、責任を全うしたと自覚して、今回の訪問を終える。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます