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こんにちわ、
真っ白な美しいモニュメントだと思ったら鉄道博物館の総合案内所でした。
受付カウンターの可愛らしいお嬢さんは逆光でご紹介できなくて
コマッチョッタナア。
後ろから失礼を致します。
アレッ、僕お父さんはどこ?
今回も科学ステーションの2階にやって来ました。
白いボードに落書きがしてある。
なんだか気になるな。
「落書きではありません。
本日の課題は、頑丈な車輪になぜ傷ができるの?
というできちゃ困る車輪の傷の簡単な説明です。」
ごめんなさあ~~い。
電車の車輪に傷が付くのは何でなのでしょうか?
全速力で走っているのにね。
それにわずかしかレールに接触していないっていうし。
なぜかなあ?
レールと車輪の間が滑りやすかったりすると・・・もうここで分からない。
電車がブレーキをかけた時ブレーキの力が強すぎたりした時、-・・・・
車輪はロックされたままレールの上を滑っていってしまうんだ!
たいへん!
レールの上で車輪が削れて平らな部分が出来てしまう。
何でなのかしら?
下のレールは削れないの?
上は確かに回転してるけど?
点接触は、レールと車輪が点のように一部がくっついて走るということで、
レールと車輪がペタッと全部くっついて走っているんではないという事。
でもあと一枚横から見た絵を描いて下さい。
図形の応用はとても難しいわ。
エッ、もう一度最初から読むわ!
重過ぎて早すぎて車輪さんは大変ね。
鉄道のレールは、何時からだっけ?
イギリスで今からおよそ200年前に蒸気機関車が走ったから、
その前にレールを整備しないと走れない。
200年間も続いているんだ。その間ずう~~とレール一本に絞っていたのね。
★【 鋼鉄製のレールに接する輪縁(フリンジ)の付いた車輪の摩擦は少なく、
貨物列車が1トンを運ぶのに要する力はわずか1馬力にすぎない。
そして鉄道は遠隔地に新産業の成果を運び、時刻表を通して各地の時間を
中央に結びつける役割を果たした。】
エッ、何読んでるの?
1馬力って?
うん、19世紀の初めの話だよ。
【ジェームズ・ワットが蒸気機関車の能力を示すのに、
標準的な荷役馬1頭のする仕事を基準としたことに始まる、
1馬力は、75キログラムの物を毎秒1メートル動かす力……】
一秒に75㎏の物が1m動く-・・・・
◎歴史だよ
【18世紀後半からイギリスでは、蒸気機関を中心とする「産業革命」
が経済面に多大な影響を及ぼし、様々な生活のあり方を根本から覆した。
産業革命は人間や物資の移動手段に変革をもたらした。
綿工業は機械化されたため、大量の物資の輸送が必要となって道路や運河
の建設・整備を促した。
蒸気機関車・鉄道・蒸気船の登場は、単に輸送時間短縮、輸送量の増大だけ
でなく、鉄と石炭と蒸気という新しい時代の到来を人びとに印象づけた。】
もう一度
★【特に鉄道は貨物や乗客を運ぶ手段として、他の運送手段より効率性に
おいて優れていた。
鋼鉄製のレールに接する輪縁(フリンジ)の付いた車輪の摩擦は少なく、
貨物列車が1トンを運ぶのに要する力はわずか1馬力にすぎない。
そして鉄道は遠隔地に新産業の成果を運び、時刻表を通して各地の時間を
中央に結びつける役割を果たした。】
ウキペディアより
最古の鉄道は16世紀半ばにまでさかのぼり、
鉱山内における馬の引く輸送車両の使用が最初であったといわれる。
走っているステンドグラスだよ。
僕、何を持っているの?
大きくて広くてお腹ばかりが空いたね。
少し大人になった気分になりました。
うん、そう思うよ。
新幹線の幅広な大きなペンケースです。
誰かの指が入っちゃった。
クレヨンしんちゃんも少し大人になって見える?
ここまでのお付き合い本当に有難うございました