MEGUMI DAYS

イラストレーター村上めぐみのブログ。
アートや日常にまつわることを書きます。

アップルグリーンのかわいいコ

2010-03-05 00:44:57 | Weblog
に、会ってきました。
先日ブログでもご紹介した地元の老舗喫茶ワーゲンのマスターが
三菱500のプライベート・ミュージアム(!)を見せてくれたのです。



すごいですよ~。
ほんとに個人の趣味レベルを遥かに超えてしまっている
貴重な資料の数々…中に入ってびっくりしました。



昭和ブームでいくつかのイベントや展示で同じような年代の車の資料をいくつか見ましたが、このマスターのコレクションはほんとにレアでユニーク!
例えば発売前の宣伝広告や、とってもかわいいミニチュアの箱入り限定模型キットや、初代広告モデルを担当していた仲代達矢さんとの写真など、
見ていて飽きない。。
あ、私もクラシックカーに関してはそんなに詳しくないのですが、一応
説明しておくと三菱500という車は戦後初の自社製作乗用車として
三菱重工業が1960~1962年にかけて生産していた車で、
日本の大衆車第一号です。もっと知りたい方はココをご覧下さい。

ちゃんと走行できる状態の500くんは現在世界に10台しかなく、
そのうちの2台がここにあるというレアさ…。
当時はそのデザインに賛否両論あったみたいですが、今、私みたいな
何も知らない者からすると、とても素晴らしいデザインだと思う。
全ての無駄を省いたミニマムさ。今の車にはないカラーバリエーション。
パーツ毎の形と配色のセンスにたいへん魅力を感じました。
なんていうか、“かっこつけてない感じ”がいいんです!


↑このピンク、すごく可愛いんです。
ホイールと同じカラーっていうのもキュート。

室内も見せて頂いたのですが(しかもちょっと運転席にも座らせていただきました♪)シンプルなのに意外と広い。
丸いミラーもとても可愛いし、トランクと見せかけたリアのハッチを
開けるとそこにはいきなりエンジンが!エンブレムを開けると給油口になっていたり、フロントにスペアタイヤの引き出しがあって引き出すと500くんが「あっかんべー」をしてるみたいな顔になるんですよ、とかまるで魔法の
ような仕掛けがたくさん。マスターがとてもとても可愛がってらっしゃるのもすごく伝わってきました。
正直、私は車にまったく疎いのですが、歴史的なこの車の存在価値
っていうのを今日(あ、もう昨日)一日でちゃんと教えてもらった気がします。ありがとうございます、マスター。



今年はこの500くんの50周年です。
ワーゲンさんではミュージアム、開放されてますのでいつでも気軽に
見せてもらえますよ-☆
次回は昭和マニアのトモミちゃんを連れて遊びに行こうと思います♪