ある科学分野の偉い教授先生(女性)の知人がいるのですが、その方の口癖に長い間困らせれていました。
歳が一回り以上も上なので、なかなか言えないでいたのです。ご本人は多分お気づきになっていない癖です。
彼女は、すべての会話の中の一句一句に対して、
「ちがうの!」
「そうじゃなくてね!」
「それだけじゃなくてね!」
の3つのどれかを、必ず必ず入れてくるのです。
一度面白半分に数えてみたのですが、1時間ちょっとの間に、ちがうの!を32回、そうじゃなくてね!を23回、それだけじゃなくてね!を11回のたまいました。。いわれた方は、気になり始めると、めちゃめちゃ気になるのですね。。「あ!また言った。う!また否定された。ちっ!またそう言うんかい。」それで、彼女が帰った後、無性に腹が立つのです。
この大先生も米人のご主人も、とてもいい方で、とてもお世話になったことがあるので、クギをさせずに15年以上たってしまいました。大先生ゆえ、誰にもやめてくれ!と言われないで来てしまったのでしょう。「王様は裸だ!」と言えないのですね。ご本人がお気づきでない、こういうのをスコトーマ(心理的盲点)と言うのだそうです。
懇意にさせていただいている心理学の先生によりますと、ひと様のネガティブな口癖に対して、「そうするべきではない」「そういうのはいけない」「だめだ」的な説教調は非常に逆効果なのでだそうです。「なぜおまえごときに説教されなければいけないんだ。わたしは悪くない!」と、むしろ恨まれる、憎まれる結果になるそうです。まあ、わたし自身は、嫌われても構わないんだが、、
でも、確かにそうだなあ、私も若造に説教されたら、意固地になってしまうかもしれません。いやそうなるな。。心が狭いですから。。
そこで、一番良い方法が、思い切って、敢えて、「私が、ボクが、」を冠した言い方をするのがよろしいのだそうです。
「私がとても辛いので毎回々々、ちがうの!って言わないでいただきたい。」
「ボクが悲しくなりますので、毎回々々、そうじゃなくてね!って言わないでください。」
「わたくしが不愉快になりますので、毎回々々 それだけじゃなくてね!って言わないでください。」
このような言い方をするほうが、言われた方は説教されたという恥辱感を感じにくいので、うまくゆく場合が多いそうです。「私が、ボクが、」を冠するのは難しいですね。
日本の習慣からすれば、わたしがわたしが、、というより、「~された方がよろしいと思います。。」と言ってしまいがちです。しかし、これでは説教調と受けとめられて、相手をムカつかせて逆効果になってしまうわけです。
「わたしが辛いからやめてね。。」の方がいいわけですね。
彼女がこの言葉を発したら、彼女の目を見据えて、しっかりと落ち着いて、そして礼儀正しく、間髪を置かずに、これらの言葉を毎回毎回言い返そうと、構えてお稽古をしてまいりました。。
でも、最近こないなあ、、返り討ちにしたいんだが。。戦わずして縁が切れたのかな。。
虎視眈々と待っていたのですが、、なんか残念だ。。
新型コロナウィルスでは死にません。
コロナは弱毒、バイオテロではなく、メディアテロです。
感染してもカゼとして自宅で治せます。
コロナは安全!ワクチンは危険!
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
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